目押し初心者は大ヤケド注意!? 4号機「超高難易度」目押しマシンの後継機【パチスロ5号機回想】

超上級者向けの技術介入機で有名

　ビッグ入賞時はビッグ絵柄をダブルラインで揃えられれば、ビッグ中は5枚役のダイナマイト絵柄をトリプルラインで揃えられれば15枚の払い出し。4号機時代に登場したIGTの『ダイナマイト』は、中途半端な目押し力で打つと大ヤケドを負う、超上級者向けの技術介入機だった。

　その硬派なゲーム性を色濃く継承したのが、2007年デビューの5号機『ダイナマイトリターンズ』。先代と同様、RTやATといった付加機能は非搭載の純ボーナスタイプだ。

　ビッグは赤7と白7の2種類で、どちらも消化中は予告音発生時、中押しでダイナマイト絵柄を目押し。中段停止時は左＆右リールに3連ダイナマイト絵柄を狙い、これを完璧に実践できれば対フリー打ち比で11.6枚(最大純増336枚)のプラスが見込める。

　仮に失敗してしまった場合、10枚払い出し時は次回にシングルライン、5枚払い出し時は次回にダブルラインで揃えれば枚数調整が可能。ノーミスで5回以上トリプルラインで入賞できた際には、爆発音で祝福してくれる。

　一方、BAR絵柄揃いのBG中は、1回だけ中→左→右リールの順にダイナマイト絵柄をダブルラインで入賞→以降は左リールにチェリーをフォローすればプラス9枚(純増約112枚)の恩恵を得られる。ミスしてシングルラインで揃えてしまったら、もう一度シングルで揃えれば修正できる。

お馴染みの「ババメ」は本機でも健在！

　もちろん通常時も小役狙いが必須で、通常スタート音時は順押しでどちらかのチェリーを目押しすればOK。「予告音」or「運命(ジャジャジャジャ～ン)」発生時は中押しで「BAR・BAR・メロン」、初代から親しまれた「ババメ」を狙い、中段ダイナマイト絵柄停止時はトリプルラインでダイナマイト絵柄を揃える(第3停止はビタ押し)ことで、1回につき5枚のお得となる。

　中リールにババメが停止したら、チェリー否定でボーナス確定。スタート音が「運命」であれば、その時点で1確目となる。　

　ボーナス重複フラグはダイナマイトとチェリーの2種類で、期待度はそれぞれ約25％、約10％（※設定F）。初代にはダイナマイトハズレ目や、上記のようなチェリーorボーナスといった出目があり、揃った時点でノーチャンスだったが、5号機の特性を活かした本機は、その点が大きく改良されている。

　なお、設定は「1」「3」「5」「F」の4種類で、フル攻略時の機械割は99.5％～110.0％とされていた。