先代のRTループタイプを進化継承【パチスロ5号機回想】
パチスロ【5号機回想~スーパーお父さん2~】
主人公は、さえないお父さん「本条タケオ」。2006年に登場した、今はパチスロ事業から撤退したSNKプレイモアの5号機第1弾『スーパーお父さん』は、ループタイプのRTとコミカルな演出で人気を博した。
その人気を受け、2007年には早くも続編『スーパーお父さん2』が誕生。こちらも先代のシステムを継承したボーナス+RTタイプで、ボーナスには純増約270枚のビッグ、約110枚の獲得が見込めるREGの2種類がある。
両ボーナス共に終了後はチャンスゾーンへ移行し、この間にベルよりも先にリプレイ、もしくはチェリーを引き当てられれば30G継続のRT「バトルチャンス」へ突入。1Gあたりの純増は約0.3枚と現状維持レベルだが、RT終了後は再びチャンスゾーンへ移行→約67%でループするので、ヒキが伴えばコインを減らさずに次回ボーナスを待つことができる。
ちなみに、赤ビッグor青ビッグ終了後は1G限定の「超!チャンスゾーン」が発動。この1Gはリプレイ確率が大幅にアップすることから、RT期待度が飛躍的に上昇する仕組みだ。
これと共に挙げられる新要素が、重複フラグ。ボーナス重複対象役は「青7・チェリー・BAR」の1枚役、「赤7・チェリー・BAR」の1枚役、チェリー、ベルの4種類で、「青7・チェリー・BAR」の1枚役は約4分の1、「赤7・チェリー・BAR」の1枚役は約14分の1でボーナスへと繋がる。
頼りないお父さんが活躍するドタバタ劇
タケオやその家族を中心に繰り広げられる演出は非常に多種多彩で、小役ナビ&予告系演出は「ハプニング演出」「来客演出」「海の家演出」「電話演出」「人影演出」「お土産演出」「お弁当演出」「テレビ演出」の8種類。それぞれにアツいパターンが用意されており、ハプニング演出の「エリマキトカゲ」出現、テレビ演出の「明日のニュース」などは、その時点でボーナス確定だ。
連続演出には「卓球対決演出」「腕相撲演出」「バナナボート演出」「ビーチバレー演出」などがあり、対戦相手によって期待度が変化。基本的にお父さんが優勢or派手な技を繰り出せばチャンスを迎え、スーパー継続への発展は期待度が一気にアップする。
マニア垂涎の「おふろタイム」及び「デートたいむ」は滞在ステージで期待度が異なり、おふろタイムは「旅館」、デートたいむは「海」で期待大。ボーナス終了1G目以外での「次回予告」発生は激アツで、ピンク背景はボーナスを約束されたも同然だ。
設定推測要素は通常時のベル&チェリー出現率、ビッグ中の複合役出現率、REG中の「マリ」出現パターン比率など。天井はチャンスゾーン消化後599Gハマリで、到達後はチャンスゾーンが始まる。