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破壊力抜群「ビッグ強制打法」発覚…数々の「新要素」を採用した革新的マシン【パチスロ名機列伝】

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パチスロ名機列伝~スペースバトル&スペーススペクター~

 機種名にフルーツの名を冠しながらも、小役の集中役「フルーツゲーム」は非搭載。加えて、ビッグも無しという「Cタイプ」のマシン『フルーツチャンス』を2号機時代に製造した日活興業は、3号機時代にも斬新なアイデアでファンを驚かせた。

 1992年に登場した3-1号機『スペースバトル』は、従来ならば左リールにある1リール確定小役のチェリーを、なんと右リールに配置。そのチェリーが右リールに止まれば2枚、中・右リールに止まれば5枚の払い出しとなる。

 ただし本機の小役フラグは1種類しかなく、右リールでチェリーを外せば、チェリーの代わりにベルが入賞。必ず15枚役で取ることができた。

 また、本機はコインを簡単にドル箱へと移せる機能として「開閉式下皿」を採用。下皿の左側がスライドする仕組みだったが、誤って触れてしまったことでコインが零れ落ちるといったアクシデントが全国で多発した。今となっては笑い話だ。

 この『スペースバトル』と異例の同時デビューを果たしたのが、同社の3-2号機『スペーススペクター』。リーチ目は1リール確定目や小役ハズレ目などシンプルなパターンが多く、1リール小役ハズレ目「左リール中段7絵柄」は当然、右リールでチェリーが入賞したらNGとなる。

 スペックは下記の通り。

■スペースバトル
〇設定1→ビッグ:420.0分の1、REG:140.0分の1
〇設定2→ビッグ:387.0分の1、REG:129.0分の1
〇設定3→ビッグ:360.0分の1、REG:126.0分の1
〇設定4→ビッグ:336.0分の1、REG:112.0分の1
〇設定5→ビッグ:325.0分の1、REG:108.0分の1
〇設定6→ビッグ:315.0分の1、REG:105.0分の1

■スペーススペクター
〇設定1→ビッグ:347.0分の1、REG:169.0分の1
〇設定2→ビッグ:334.0分の1、REG:163.0分の1
〇設定3→ビッグ:320.0分の1、REG:156.0分の1
〇設定4→ビッグ:308.0分の1、REG:150.0分の1
〇設定5→ビッグ:297.0分の1、REG:145.0分の1
〇設定6→ビッグ:287.0分の1、REG:140.0分の1

「ビッグ強制打法」発覚で一躍メジャーに

 基本的にはREG偏向の遊びやすいタイプだが、どちらも裏モノ化。さらに、特定手順を踏めば強制的にビッグを発生させる攻略法「ボフセット打法」が発覚し、そういった側面でもファンの記憶に刻まれるマシンとなった。

 なお、両機はビッグ中のBGMに映画「スターウォーズ」のテーマ曲を採用したことでも有名。タイアップの概念が全く無かった当時を鑑みると、こちらも極めて画期的な試みと言えるだろう。 

パチmax! 編集部

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