新台「スマスロのノーマルタイプ」始動に思うこと…定番マシンたちの動向に注目【濱マモルののほほんコラムVol.236~タイミング~】
濱マモルののほほんコラムVol.236~タイミング~
我が家の隣には、従兄弟家族が住んでいる。元々は祖父母の家があったのだが、数年前に他界。それを機に従兄弟が家を建て替え、引っ越してきたというわけだ。
「毎晩、飲みに誘わないように」。当初、叔母に釘を刺されたが、親しき仲にも礼儀あり。基本的に自分から誘うことはないのだが、定期的に届くというビールサーバーの消費が追い付かなくなると、「飲んでくれ」との連絡が入り、そんな時は従兄弟の家で宴会を開催する。非常にありがたい。
そんな従兄弟には、間もなく2歳になる男の子がいる。親族という贔屓目のフィルターがかかっている点は否めないが、正直、めちゃくちゃ可愛い。庭で声が聞えると、仕事中でもついつい顔を出してしまうが、それは我が家族全員、同じなようで、中でも娘はデレデレである。
姿を見付けると、誕生日で買ってあげたデジカメで撮りまくり。時には動画として収めることもあり、それを見る都度、「〇〇くんがいる時に生まれてよかった」と喜びを噛みしめている。
たしかに、タイミングは重要だ。娘は10歳。仮に従兄弟の子供と年が近ければ、そんな感情は抱かなかっただろうし、逆にもっと年が離れていても気持ちは違ったハズ。また、小学4年生だからこそ芽生える感情でもあり、要するに、絶妙な年齢と年齢差なのである。
仮に「スマスロ時代」にパチスロと出会っていたら…
ところで、アタシはパチスロを打ち始めて33年になる。当時は3号機時代で、神奈川県という土地柄もあってか、ホールにあるマシンは裏モノばかり。伸るか反るかの勝負に一喜一憂したものだが、それでも、今思えば動く金額は、そこまで大きくはなかった。
その後、4号機時代になり、CT機、大量獲得機、AT機、ストック機などが誕生。新たなシステムと対面する都度、ワクワクしたもので、その感情は今も変わらない。
だが、仮にスマスロ時代にパチスロと出会っていたら、ここまでのめり込んでいただろうか。当時の裏モノ以上に波が荒く、システムも難解。これを楽しめるのは、段階的にパチスロと馴染んでいたからであり、免疫がない状態で天井単発という理不尽な仕打ちを喰らったら、二度と打たないという選択をする可能性もある。
定番マシンたちのいち早いスマスロ化を望むばかり
先日、パイオニアがSNS上で「スマスロノーマル適合」を発表した。「2024年『龍』年」と表記している点から察するに、おそらく『ドラゴンハナハナ~閃光~』のスマスロ版だと思われる。
「スマスロのノーマルタイプなんて必要ないだろう」。巷ではそんな声も聞こえるが、個人的には「ツラヌキ」をウリとした一撃必殺のスペックにはやや食傷気味だし、なにより、パチスロ初心者にはノーマルタイプが最適。『ハナハナ』シリーズのみならず、『ジャグラー』シリーズや『ニューパルサー』シリーズ、そういった定番マシンたちのいち早いスマスロ化を望むばかりである。