【パチスロ4号機】ストック機の“元祖”は「裏モノ」だった!? 今さら聞けない「貯金システム」を解説

ストック機のゲーム性は、かつての「裏モノ」がベース
2000年12月、パチスロ界の常識を覆す衝撃の1台がデビューした。そのタイトルはネットの『ブラックジャック777』。なんとボーナス成立後もボーナス抽選を受けられる「ストックタイム」を搭載しており、このストックタイムにはビッグ成立と同時に突入する。
継続ゲーム数は33Gor777Gで、1G純増は約0.5枚。この間に引き当てたボーナスはストックタイム終了後、一気に放出されるので、777Gが選ばれた場合は一撃数千枚を吐き出すこともあった。
2001年9月には伝説の名機『リノ』のゲーム性を踏襲した山佐の『スーパーリノ』が誕生。こちらは「STゲーム数」を初めて採用したマシンで、「ストック機」というジャンルを広く世に知らしめた。
いわゆる、合法的な連チャン。以降、4号機時代の終焉まで様々なストック機が登場したわけだが、そもそもストック機のゲーム性は、かつての「裏モノ」がベース。実際に、3号機時代には内部的に成立したボーナスを一旦貯蓄する「貯金システム」を装備したマシンが存在したのである。
パチンコ・パチスロ系YouTubeチャンネル「ぱち馬鹿っ!!」内の動画「【今さら聞けない】裏モノ貯金システムとは?」では、文字通り、そんな貯金システムについて詳しく解説。ナビゲーターは、当サイトのコラムでもお馴染みのアニマルかつみ氏が務めている。
裏モノ「貯金方式」
これによると、貯金システムの元祖はアークテクニコの『ワイルドキャッツ』と、バルテックの『セブンボンバー』。どちらも闇の商人によってチューンアップされ、ハマリと連チャンを繰り返すメリハリある出玉性能で多くのファンを魅了した。
その仕組みは、まず『ワイルドキャッツ』がビッグフラグ成立ゲームで「777」が揃わなかった場合に「RAMプログラム」が発動し、「連チャンフラグ」ONorOFFを判別。OFFが選ばれると連チャン回数を「+1」とし、「128分の71」の抽選をパスすれば連チャンフラグON→43分の1でボーナス抽選、ハズした場合はビッグフラグが貯金されるという。
一方、『セブンボンバー』は常にボーナスがストックされ、341分の1の抽選をクリアすれば連チャンフラグON→やはり43分の1でボーナス抽選。ただし、この341分の1は要望によっていくらでも変えられたそうで、「1000分の1とかにしたら、20連チャンとかしちゃう」ほどの破壊力だったそうだ。
その後はサミー工業の『アラジンⅡ』や『ミスターマジック』、北電子の『アポロン』、興進産業の『デートライン銀河Ⅱ』、タイヨーの『トライアンフ』なども貯金システムの裏モノへと変貌。3号機爆裂時代の一翼を担った。
この内容には視聴者からも「一番好きだった時代」「古き良き時代」などと多くのコメントが寄せられている。興味のある方は是非ともご覧いただきたい。
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