4号機初の本格的A-Cタイプ、3号機を代表するマシンを継承したボーナスタイプ【パチスロ4号機名機列伝～ソレックス＆オリエンタルⅡ～】

• 目次
• 4号機では初となる本格的なA-Cタイプ
• 『ソレックス』スペック
• 4号機第2弾は『3号機コンチネンタル』の流れを汲むマシン
• 『オリエンタルⅡ』スペック

『沖ドキ！』シリーズや『ミリオンゴッド』シリーズ、『バジリスク』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズなど、数々のヒット作を生み出し続けるユニバーサルエンターテインメントグループ。その同グループの記念すべき4号機第1弾は、メーシー販売の『トロピカーナ』だった。

4号機では初となる本格的なA-Cタイプ

　ユニバーサル販売の4号機第1弾は、1993年にデビューした『ソレックス』。4号機では初となる本格的なA-Cタイプで、シングルボーナスの集中役「ベルラッシュ」を搭載している。

　その集中役に突入すると、通常時は29分の1のシングルボーナスが2.9分の1まで大幅アップ。機種名にちなんで「快速特急」なる異名が付けられた通り、1Gあたりの純増は約6.83枚と非常に早く、平均して約450枚のコインを獲得できる。

　また、本機は4種類のバックライトフラッシュでボーナス告知が行われ、いずれもビッグ確定。一方、フラッシュなしでのリーチ目出現はベルラッシュが約束され、ベルラッシュ突入後はリーチ目が継続のサインとなる。

　ちなみに、改良機として『ソレックス2』も登場したが、外見も中身も変わりはない。

『ソレックス』スペック

■ビッグ確率
〇設定1：約390分の1
〇設定2：約390分の1
〇設定3：約390分の1
〇設定4：約390分の1
〇設定5：約348分の1
〇設定6：約297分の1

■集中役突入率
〇設定1：約1638分の1
〇設定2：約1365分の1
〇設定3：約1092分の1
〇設定4：約910分の1
〇設定5：約862分の1
〇設定6：約585分の1

■パンク確率
〇設定1：約107分の1
〇設定2：約107分の1
〇設定3：約107分の1
〇設定4：約107分の1
〇設定5：約104分の1
〇設定6：約69分の1

■機械割
〇設定1：約92.9％
〇設定2：約94.7％
〇設定3：約97.3％
〇設定4：約99.8％
〇設定5：約103.3％
〇設定6：約108％

4号機第2弾は『3号機コンチネンタル』の流れを汲むマシン

　ユニバーサル販売の4号機第2弾は1993年11月に登場した『オリエンタルⅡ』で、こちらは過激な連チャンで一世を風靡した3号機『コンチネンタル』の流れを汲むマシン。意図的な連チャン性は組み込まれていないものの、REG確率をグッと抑えることで、極限までビッグ確率を高めている。

　ボーナスフラグはスベリ付きのテンパイや、左リール「7・リンゴ・オリエンタル」、リプレイ斜め揃いといったリーチ目で判断できるほか、告知フラッシュも採用。その告知フラッシュには3パターンがあり、光が右から往復した場合はREG、左から往復した場合はビッグ、左から右に2回発生した場合はBR共通となる。

　ビッグ中はリプレイハズシが可能で、効果はフリー打ち比でプラス約20枚。一般的な手順とは異なり、ハサミ打ちで消化するのが特徴だ。

　なお、本機は一部地域で裏モノ化。『コンチネンタル』の裏モノと同様、激しいビッグの連チャンを味わえる反面、クソハマることも珍しくなかった。

『オリエンタルⅡ』スペック

■ビッグ確率
〇設定1：約303分の1
〇設定2：約282分の1
〇設定3：約268分の1
〇設定4：約252分の1
〇設定5：約240分の1
〇設定6：約240分の1

■REG確率
〇設定1：約862分の1
〇設定2：約862分の1
〇設定3：約862分の1
〇設定4：約862分の1
〇設定5：約630分の1
〇設定6：約481分の1

■機械割
〇設定1：約90.1％
〇設定2：約93.0％
〇設定3：約96.1％
〇設定4：約97.0％
〇設定5：約101.1％
〇設定6：約108.6％