まさに天国と地獄！『スマスロ聖闘士星矢』の荒すぎる出玉性能を目の当たりに…【濱マモルの新台実戦記】
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たとえばオリンピアの『パチスロ 青鬼』や、大都技研の『Re;ゼロから始める異世界生活』。誰が言ったか知らないが、ここだけの話、パチスロ6号機初期に流行った、いわゆる「突破型」のマシンは不得意だ。
初代のゲーム性を進化・継承 AT性能も超強力
6月3日に導入を開始したサンスリーの『L聖闘士星矢 海皇覚醒 CUSTOM EDITION』も、3戦突破型タイプ。むしろ、5号機時代の初代海皇覚醒が突破型を世に広めた感もあるわけで、そんな初代のゲーム性を進化継承させた本機は、もちろんAT性能も超強力だ。
ざっくりゲーム性を説明すると、通常時はチャンス役や規定ゲーム数消化、小宇宙ポイント1,000pt到達などを機に「海将軍激闘(GB)」を目指す流れ。基本的に100の位奇数の前半がチャンスゾーンで、600Gの仮天井もある。
GBは前後半パートの2部構成で、15G継続の前半パート中はチャンス役成立で継続ストック獲得に期待。後半パートのバトル継続率は50％・60％・70％・80％・99％の5パターンで、新たに一発告知の「第七感(セブンセンシズ)」も用意されている。個人的には、この第七感がお気に入りだ。
1G純増約2.5枚のAT「聖闘士RUSH」突入時は、お馴染みの初期ゲーム数上乗せ特化ゾーンで文字通り、初期ゲーム数を加算。「女神(アテナ)覚醒」が選ばれれば平均500Gの上乗せが見込める一方、「天馬(ペガサス)覚醒」であっても、7揃いを引きまくる、或いは幻魔拳フリーズを引ければ大量上乗せへと繋がる。
初ATの天馬覚醒で300G獲得、さらに完走から上位ATへ!?
この日もそうだった。初ATの天馬覚醒で300Gを獲得すると、最初のチャンス目で10Gを上乗せた後、「黄金VS海将軍」へと発展して220Gの上乗せ。こうなれば、上乗せが上乗せを呼ぶ波及型ATの真骨頂であり、あれよあれよと完走してビッグバンチャレンジ成功、そのまま1G純増約5.1枚の上位AT「覚醒聖闘士RUSH」が発動し、一気に約7,000枚ものコインを吐き出させた。
AT中はBGMを選択できる。当然、ハイトーンとビブラートが心地良い「ペガサス幻想」をチョイスするわけで、終始ノリノリ。なんなら足でリズムを刻みつつ、一緒に口ずさんでしまったが、残念なことに、この爽快出玉は隣の台の話であり、勝手に乗っているおじさんに気付いた隣のお兄さんから「これは俺のペガサス幻想だぞ」とばかりに冷たい視線を送られた時は、とても申し訳ない気持ちになった。
で、肝心の我が戦績はといえば、朝イチから宵越しGBスルー天井に連れていかれた上に、天馬覚醒「＋140G」で駆け抜け。7万円強も溶かしてしまっただけに、追いかける勇気がなくて近所の中華料理屋さんで昼過ぎから飲み始めてしまったが、プライベート初打ちでの感想を述べると、「CUSTOM EDITION」とタイトルにある通り、演出カスタムは中々面白い。いつかAT中、隣の台のように「先ペガサス予告」を発生させまくりたいものである。まぁ当分、金欠で打てませんけども…。