【パチンコ】甘デジで余裕の5万発超えも記録！ いとも簡単にラッキートリガーを発動させた結果…【濱マモルの新台実戦記『P北斗の拳強敵LT』】

　正直、スマパチと同様に、さほど期待はしていなかった。だが、ふたを開けてびっくり。ラッキートリガー搭載機が、導入初日からコンプリート機能を発動させるなど、全国のホールで暴れまくっているではないか。

　パチンコ・パチスロに携わる身としては、これは打たねばなるまい。給食＆弁当なしで昼に学校から帰宅した子供たちに食事を作り終えると同時にホールへ向かったわけだが、実質的な大当り確率399.9分の1の『P緋弾のアリア～緋緋神降臨～ラッキトリガーVer.』(藤商事)は怖くて打てない。『P世紀末・天才バカボン～福神SPEC～』(ディ・ライト)と『P北斗の拳強敵LT』(サミー)の2つで悩んだ結果、既に当ホールで5万発超えを記録しているという後者をチョイスした。

ラッキートリガー発動で継続率は95％までアップ！

　本機の大当り確率は約99.9分の1で、初当り出玉はALL4R約400個。初当り時のRUSH突入率は50％で、ラウンド消化後はチャレンジ成功で「強敵RUSH」がスタートする。

　強敵RUSHはST50回で、右打ち中は約45.2分の1で大当り抽選が行われる。残保留4個を含めた継続率は約70％で、ここで振り分け割合10％の10R約1,000個「HYPER BONUS」を引き当てられればラッキートリガー「HYPER強敵RUSH」へと昇格。以降はST回数が130回まで激増し、継続率も約95％まで跳ね上がる。

　基本的に甘デジはまったり遊べるものだが、ラッキートリガー搭載機となれば事情が違う。強敵RUSHでのループだけでは大量出玉は見込めないわけで、やはり最終目標はHYPER強敵RUSH。とは言え、これにぶち込むのは中々に厳しいわけで、下手をすればクソ負ける危険性もある。唯一の空き台はまずまずの調整だったが、投資は「2万円まで」と決めた。

　初当りは1,500円だった。残念ながら、チャレンジは失敗。2分の1だし、まぁこんなもんだろうと打ち続けたところ、追加投資1,500円で2回目の当りを引いた。

　図柄は「333」。これは期待できるのではないかと思っていたら、見事に成功。ひとまずHYPER強敵RUSH突入への挑戦権を得ると、18回転目、あっさりと「777」が揃うのだから、この日はツイていたのかもしれない。

　130回のロングSTながらも、消化は高速だ。右打ちをしているだけで連チャンを繰り返し、ガンガンと増え続ける出玉。これだけ速いと当っても喜びが追い付かないし、むしろ機械に操作されているというか、どことなく他人事のように思えてしまうが、それでも破壊力があることは間違いない。

　都合46連チャンで、画面表示は2万5,620個、実際の出玉は2万2,899個。あっという間に等価交換で9万円ほどのプラス収支を得たアタシは、隣で強敵RUSHへ入らず、やっと入ってもスルーを繰り返しているのか、キレ散らかしている兄ちゃんを見たことで、打ち続けても出玉を減らすだけかもしれない、これで満足しようと席を立ち、嫁さんの好物である昆布明太子をお土産に買って帰りました。

　ちなみに、本機は右打ち中に特図1(ヘソ)で当ると、必ず強敵RUSHへ突入する仕組み。つまり、仮にHYPER強敵RUSH中に当ると、強敵RUSHへ転落する危険性があることから、初当りでの強敵RUSH突入時は、すぐ右打ちをせずに特図1の保留を消化させる必要がある。

　実際、アタシはこれを忘れて、RUSH中には無いはずの4R大当り後に強敵RUSHへ。右打ちの保留が追い付かないほどの消化スピードが仇となった格好で、まぁ強敵RUSHからHYPER強敵RUSHを引き戻して事なきを得たのだから、ホントにこの日はツイていたのかもしれない。

実戦データ