パチスロ「世界的ゲーム」登場も”版権潰し”の過去実績…… 「バイオ」「モンハン」人気機種輩出も失墜し続ける悲惨な現状

今月から開始された新規則「6号機」の施行に伴い、パチスロ「5.9号機」の”駆け込み販売”が続いている。
大都技研の看板コンテンツ『押忍!番長A』を筆頭に、人気アニメ『これはゾンビですか?』、パチンコで絶大な支持を得た『GANTZ』がパチスロで登場するなど、今月から4月までに15機種以上もの新機種が導入予定だ。悲観的な声が相次ぐ「5.9号機」の巻き返しに期待したいところである。
そんな続々と新機種の登場が決まるなか、あの有名ゲームもパチスロで登場することが明らかとなった。
それが、大人気アクションゲーム『ロックマン』だ。
1985年にカプコンから登場して以来、シリーズ累計販売数は3,000万本超。その人気は世界まで波及しており、アメリカではアニメ化されるほどの人気版権の1つである。
気になるスペック面やゲーム性に関しては一切明らかになっておらず、検定を通過した情報のみが判明している。
そして今回販売するメーカーは、ゲームを輩出したカプコンの関連会社『エンターライズ』。今話題沸騰中の『モンスターハンター』シリーズや法廷バトルゲーム『逆転裁判』など、数多くのゲーム版権をパチスロ化。ゲームをパチスロに落とし込むことに関しては業界随一といえるが……。
「かつて『エンターライズ』は、『戦国BASARA2』『バイオハザード5』など画期的な新システムでヒット機種を量産。特に、2014年に導入された『モンスターハンター月下雷鳴』は今もなお高稼働を誇っていますね。
しかし、新機種『バイオハザード6』『戦国BASARA3』など多くのシリーズ機が後に販売されましたが、どれも評判はイマイチ。ここ4年間は、ヒット機種に恵まれない状況が続いています。ユーザーからは『版権潰し』なんて声も……。
厳しい状況が続く同メーカーだけに、『ロックマン』のパチスロ化に心配の声が多く上がっていますね。まあメーカー問わず、ゲーム版権はヒットの差が非常に激しいです。そういう意味でも不安視する人もなかにはいますね」(記者)
ゲームでの知名度は高いにもかかわらず、パチスロで失敗するケースは決して珍しくない。全世界累計販売4,920万本を誇る世界的人気ゲーム『メタルギアソリッド』は昨年、コナミのグループ企業『KPE』から登場するも、「これはスロットじゃない」「無理して作らなくても……」と非難が殺到。多くのファンから酷評を受けた代表的な例といえるだろう。
果たして今回登場する『ロックマン』は、ゲーム以上の人気を得ることはできるだろうか。低迷が続く『エンターライズ』の”起死回生の1台”となってほしいところだが……期待を裏切り続ける現状を見る限り、ヒットへの道は容易ではないかもしれない。
(文=編集部)
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