パチスロ「5.9号機」イメージ払拭なるか!?「RT1500G」「勝率激高」不評覆す内部スペックに迫る!!

「出玉リミッターはキツイ」「打つ気にならない」など悲観的な声が目立つパチスロ「5.9号機」。たしかに、今までより低下した出玉性能に不満が募るのは仕方がないことだろう。

　しかし、そんな「5.9号機」でも優秀な性能を持った機種があることも事実。一撃2000枚も容易なART機種や勝利の高い機種など注目すべき台は存在しているのだ。

　そこで今回は、ネガティブな「5.9号機」のイメージを変える？魅力溢れる機種をご紹介したい。

『乙女マスターズ～空を翔る白き軌跡～』（オリンピア）

　今月に導入された待望のシリーズ最新機種は、これまでの「戦国乙女」シリーズとは一線を画した「ゴルフ」が舞台だ。ボーナス+RTという遊びやすさに加え、RTに連チャン性能を搭載。昨今、よく見られる完走型RTとは違い、その間にボーナスを引いたとしても、引き続きRTを楽しめる設計だ。

　また、演出面は「さすが平和」と言わざるを得ない仕上がり。特に支持を得ているのが、ボーナス中やRT中で流れるサウンドである。これまでのシリーズ機であった人気楽曲『闘志の華』『百花繚乱』に加え、今回も新曲を収録。搭載楽曲数は全26曲とファンにとっては堪らない1台といえる。

　業界が誇る人気シリーズ、そして高いRT性能、一度打ってみる価値はあるのではないか。

『BLACK LAGOON 3』（七匠）

　かつて”爆裂機”として名を馳せた「BLACK LAGOON」シリーズ。一撃万枚も夢ではない高い出玉性能は、多くのファンを獲得。作中のバイオレンスな世界観にマッチしたパチスロだ。

　そんな多くのファンを魅了した「BLACK LAGOON」が昨年、ついに5.9号機として登場。5.9号機最大のネックであるART・ATの「指示機能1500G」の限界を攻めた仕上がりとなっている。

　ボーナスやARTなど、前作を踏襲した基本的なゲーム性。シリーズの醍醐味であるART性能が飛躍的にアップするバレットMAX状態いわゆる「バレ満」、爽快感溢れるヘヴンズラッシュももちろん健在だ。

　そして本機最大の魅力が、2000枚突破率の高さである。旧基準機でも難しいとされる一撃2000枚……。なんと本機は、1日通して突破できる確率が脅威の「70％」と5.9号機屈指の出玉性能を誇っているのだ。

　出玉リミッター搭載とはいえ、決して侮れないパチスロ『BLACK LAGOON 3』。荒々しい性能を求めるユーザーにふさわしい「5.9号機」ではないだろうか。

『烈火の炎』（EXCITE）

　累計発行部数2500万部を超える人気マンガがパチスロとして先月、デビューを飾った。

　スペックは、ボーナス+RTと馴染み深いスペック。ビックボーナス終了後は、必ずCZに突入し、RTに期待できる良心的な仕様だ。

　そして本機のRTは、5.9号機を凌駕する強力な性能を誇っている。なんと有利区間「最大1500G」まで継続するRT機能を搭載。その期待値は1500枚オーバーと出玉の増加は緩やかだが、一撃性能に長けている機種の1つではないだろうか。

『コードギアス 反逆のルルーシュR2 C.C.ver.』（サミー）

　出玉性能、勝率全てにおいて抜きん出る5.9号機といえば、本機に他ならない。

　スペックは、ボーナス+RTとありふれた仕様だが、全てのボーナス終了後に必ずRTが付与。また、ビックボーナス終了後では必ず150GのRTに突入するのである。その間にボーナスが引ける確率は設定1でも50％オーバー。設定6となれば驚異の約65％と出玉を減らすことなく、次回ボーナスに大いに期待できる”激甘”スペックなのだ。

この性能を実現できたのは、昨年大きな注目を集めた新機軸「GRT」の成果といえる。一見、ただのRTのように見えるが細部ではさまざまな工夫がなされているのだ。こうした努力が、マイルドスペックを実現できた大きな要因なのである。

　来月以降も「5号機最後の革命」「クルーンパチスロ」など注目度高い機種が続々と登場予定だ。今回ご紹介した機種も含め、悲しみの声が絶えない「5.9号機」のイメージが変わることを祈りたいと思う。
（文＝編集部）