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パチスロ『押忍!番長A』出玉と演出どっちが重要? 「破格スペック」「伝統を踏襲」双方の魅力から見えた結論とは……

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 今年の新台で最も注目を浴びている『押忍!番長A』(大都技研)。スペックや注目演出など徐々に情報が解禁され、ファンの期待は日に日に高まっている。

 2005年の登場以来、本機で5作目となる『押忍!番長』シリーズ。どの機種も成功を収めてきただけに、本機にも注目が集まることは当然だ。

 しかし、本作はシリーズ初のノーマル機。これまでとは異なるスペックということもあり、出玉面を不安視する声は少なくない。設定1でも非常に甘い出玉設計、それ故にホールは高設定を入れないという状況をファンは危惧している。

 その一方、演出面に対する評価は上々の反応だ。シリーズを踏襲した「次回予告」や「特訓演出」など、往年のファンにとっては堪らない演出が目白押しである。

 そんな意見が真っ二つとなっている『番長A』だが、果たして「出玉」「演出」どちらがヒットを左右する要素となるのか。

 そこで今回は、双方の意見を踏まえ、どちらがより重要のか結論を導き出したいと思う。

出玉を重視する意見

 やはり、パチスロはメダルが出てこそ面白いと感じられます。今回の『番長A』は設定6のボーナス確率は約1/120。設定1でも破格の約1/149という軽さです。

 また、最大304枚、最大260枚の獲得可能なビックボーナス、最大106枚の獲得できるRBを搭載。BB終了後には、必ずRTに突入する激甘スペックとなっています。100G以内のボーナス連チャン率は設定1でも「50%」を超え、低設定でも楽しめますね。

 それだけでも十分魅力的ですが、仮に「設定6」をツモれれば大量出玉は「ほぼ確定」!やっぱパチスロは出玉が重要ですよ。演出面がいくら魅力的といっても、ボーナスを引かなければその面白さはなにも伝わってこないはず。

 よって、演出を楽しむという意味でも「出玉」の方が重要でしょう。

演出こそがヒットを左右する

 確かに、スペックを見ると出玉面は大変魅力的です。しかし、『番長』シリーズといえば、工夫がなされた秀逸な映像演出こそが重要視されるべき。

 本機は、これまでのシリーズ演出がふんだんに盛り込まれています。初代から引き継がれている「特訓演出」「対決演出」「次回予告」はもちろん、「第一消灯ハズレ」「リール枠フラッシュ」など伝統的な前兆演出も踏襲しています。

 また、ビックボーナス終了後に突入するRTでは、これまでのシリーズ機全ての演出を選択できるようですね。スピンオフ作品『押忍!サラリーマン番長』の鏡慶志郎のステージも選択できるとか。演出数では「過去最高」かもしれません。

 設定ももちろん重要ですが、歴代シリーズと踏襲した演出は、往年ファンから若いユーザーにも受け入れられることでしょう。

結論はやはり……

 双方ともに大変魅力的ですね。出玉が伴うことで演出を楽しむことができ、その映像演出が楽しいからこそメダルが出ることに喜びを感じることができます。

 ただ、今回の『押忍!番長A』においては……「出玉面」が重要視されるべきでしょう。ボーナス確率は約1/120という破格の軽さに加え、RT搭載をしています。このようなスペックは珍しく、重宝されるのではないでしょうか。

パチンコホールさんは設定1の甘さに苦しまれるかと思いますが、是非長い目で見て『押忍!番長A』を大事に扱ってほしいと思います。
(文=編集部)

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