甘デジ「ハマってもいい台」が10万発へ導く…闇の中でかすかに光る「希望の糸」!?
台の最深部で玉が詰まるというカイジ沼も真っ青のトラブルに巻き込まれ気勢を削がれた町男である。本当にツイてない時はとことんツカなくなるもので、これから先の成り行きに不安しかないのである。
で、あてもなく甘デジバラエティコーナーをふらふら徘徊していると、ちょうど前方で座っていたかつてのギャルが空いた新台めがけて一目散に移動しているところであった。
こういうシチュエーションって、新台が全然当たらなくてふと振り返ると前まで打ってた台が大爆発、みたいなことってパチンコあるある100選に入っていよう。私は静かにかつてのギャルが去った台に座ったのである。
『デジハネPA北斗の拳7 天破』。突破型は刺さればどこまでも希望がふくらむが、30回転40回転の時短だと突破できる気がしなくなる。なのにこの機種は25回転なのである。60%で確変の可能性があるとしても、である。
設定1の場合、内部が確変だとして25回転以内に当る確率は約44.1%となり、時短だった場合は約22.3%。確変だったとしても無理めに感じてしまう精神状態である。
というか、その前に初当りを引かなければいけないのだが、こちらはどうにか58回転といういたって普通の回転数で獲得することができたのだが、やはりその後の作業はしんどいもので、剛掌波の連打を食らいながらミクロのチャンスも見いだせなかったのである。
こうなると、もう求めるのは癒やしだけ。優しい笑顔と涙の女王が誘うドラマチックな雪の世界へダイブすることにしたのである。次の機種は『ぱちんこ冬のソナタRemember Sweet Version』。
ところで例のアレ、「ヨモニ~」ではなく「ヨンウォニ」であるようで、どんだけいまさらなのかということも含め、やはりいろいろ難しいと痛感するところである。
しかし、このタイミングで打つ『冬ソナ』のように、早い当りがほしい場面やハマってほしくないシチュエーションで、そういった台を選ぶとまあハマるのはいったいどんな作用の仕業なのであろうか。
都合、195回転目でようやく初当りを引けたものの、びっくりするほど回らないわ、アツそうなパターンを何度もハズすわでメンタルがすっかり冬のソナタとなっていた。
そんな輩には58%だろうと確変を引き当てることなどできるはずもなく、ぬるぬると30回転の時短を消化してはいさようなら。またまた負債を転がすだけの結果となってしまったのである。
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