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パチンコ店「営業中止」も覚悟した「超極悪ミス」!? 楽しい「新装開店」が一瞬にして…

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 元ホール店員、ミリオン銀次でございます。

 先日、全国のホールへ『P真・牙狼』や『新世紀エヴァンゲリオン 決戦 ~真紅~』、『吉宗3』など、話題の新機種が一斉に導入されました。

 私も一人のユーザーとして、今回の新台入替は非常に楽しみでした。「新台を打ちたい」とホールへ足を運び、ワクワクしながら遊技するあの感覚はいつになってもいいものです。

 それこそ注目の新台が大量に導入される大型入替は、人々の興味を惹きつけます。中には新装初日に大勢のお客様が集まって、熱気に包まれるホールもあるでしょうが…。

 その裏側では「ホール店員」が大変な思いをして、新装初日に向けた入替作業を行っております。

 最近では一定の期間で行う傾向にありますが、私がホール店員だった頃は現在よりも頻繁に新台入替が行われておりました。その中には数百台オーバーの大規模な入替も含まれており、悲鳴を上げながら作業した日々を今でも覚えております。その中でも忘れらないエピソードをひとつ。

 上司からはブチ切れられ、疲労で肉体はボロボロ。最後には号泣した「地獄のアクシデント」の体験をお話したいと思います。

 私の勤めていた店舗は、台の取り外しと設置、移動に至る全てをホール店員が行う方針でした。専門の業者が入替作業を請け負ってくれる事もありますが、基本的には我々がやらなければなりません。

 中でも一番泣きたくなったのが「300台オーバー」の入替作業を行った時です。遊技台の配置をガラリと変えるため、「パチンコ台の殆どを取り外して別の島へ取り付け直す」という気が遠くなる作業が私を待ち構えておりました。

 しかも、それを閉店後から翌日の開店時間までの数時間で仕上げなければなりません。過酷すぎる現実から目を背けたい気持ちで一杯でした。

 ですが、誰かがやらなければお客様が楽しみにしている「新台入替」を迎える事はできません。私は自分に喝を入れて入替作業に専念しました。

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