パチスロ「三重のオールナイト」営業の気になる情報!?「前の方が設定状況は良かった」との意見も
ご存じの通り、三重県は12月31日のオールナイト営業が認められている。
オールナイト営業とは12月31日朝9時から1月2日25時までの、最大40時間の特殊な営業形態。営業時間はホールによって異なり、36時間や38時間がオーソドックスである。
パチンコホールの営業に関する事項は、風適法で定められている。原則として深夜の営業は許されないものの、この原則よりも優先されるのが都道府県ごとの「条例」。
三重県の条例では「伊勢神宮」参拝客への「駐車場提供及び深夜のトイレ提供」といった特殊な事情により、当該日のみのオールナイト営業が許可されているのである。
三重県はもともとパチスロの設置が禁止されていた唯一の県で、解禁は2000年。このタイミングでオールナイト営業が全国規模で話題となり、昨今はライター来店などを絡ませることで、さらなる集客を狙うホールもある。
大みそかの三重オールナイトは毎年恒例。そんなパチンコ・パチスロ好きも少なくはないだろうし、ライター来店のホールを目指すファンもいることだろう。ただ、どうやら今年は「オールナイト営業での来店企画やイベント等は無し」となるようなのだ。SNS上で話題を集めている。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からか、「一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)」は11月4日付で「三重県における年末年始のオールナイト企画の対応について」と題し、会員向けに文書を通達したとのこと。
これには「今年の年末年始オールナイト営業は実施するものの、雑誌、ネット、SNS全てにおいてライター来店や取材イベント等のイベントは無しとし、事実の告知のみ可」と明記されていたそうだ。
ちなみに告知開始の時期は、雑誌に関しては12月号から。雑誌以外に関しては12月25日からとしている。
PAAには「ゲンダイエージェンシー」「DMM.com」「三協エージェンシー」「ガイドワークス」「プラントピア」などの業界大手が加盟している。「非加盟社や個人ならばOKなのか?」といった話もあるが、そもそも三重県はライター来店等の告知を一切NGにした後、「PAA加盟社案件であれば実施も告知もOK」とした経緯があるとのこと。PAAを通じなければ実施や告知が不可能であり、「それもできないのでは?」というのが一般的な見解だ。
一方で、ライター来店企画やイベント等が無くなることを喜ぶユーザーがいるのも事実。「ライター来店前の方が設定状況は良かった」「以前も普通に客は入っていた」などといった意見が見られ、捉え方は人それぞれのようだ。
再び感染者が増加する新型コロナウイルス。このまま増加の傾向にあればオールナイト営業自体を取りやめるホールが出る可能性もあるが、動向に注目したいところだ。
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