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パチンコ「一撃52連チャン」の「6万発」オーバー報告も! 話題の“超新星”には期待しかない!?

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 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、プラチナヒットを記録したライトノベルの金字塔がついにパチンコになって登場! 藤商事、渾身の新機種『 Pとある魔術の禁書目録』(以下『とある』)だ。

 P機時代の新台ムーブメントは「まずは右打ちを可能な限り速く!」「とにかく高ループ!」「最大ラウンド比率も高めだと嬉しい」というような高性能スペックを望むファンが多く、それを追求した機種が主流となっていた。

 そこへきて、藤商事は遊タイム搭載の100%STタイプを投入。「とある魔術の禁書目録」はライトノベルでシリーズ通算3100万部を売り上げるモンスターコンテンツだけに新規流入ファンやライトユーザーを意識した部分もあるであろう。

 一方で、all or nothing的50%のやり取りに疲れてきたファンも多いようで「当ればST確定の安心感がすごい」「100%確変がかなり強い」となかなかの歓迎ムードっぷりである。

 大当り確率が1/319.6というミドルタイプであるし、ヘソの賞球が1個なのでそこまで甘い印象は薄いのだが、この大当りすれば必ずSTに入る安定感は最近の機種においては群を抜いてポジティブに受け止められているようである。

 そのSTは150回のロングSTで、継続率は約79%となっている。現状の最前線マシンから比べると物足りなさを感じるかもしれないが、右打ち中の大当りはその70%が1500発出玉の最大ラウンドとなっているので、パワーは充分にある。

 実際、52連チャンで一撃約6万発を達成した猛者もいるようだし、終日打って持ち玉ピークが5万5000発となった報告もなされている。出玉性能としても申し分のない底知れぬポテンシャルを秘めている機種となっている。

 ST中の注目は最初の30回転で展開する「限界殺し(リミットブレイク)チャンス」。ほぼ1秒に1回転を消化する超高速モードで最速の数珠つなぎ連チャンを味わわせてくれる激アツのモードである。

「最初の30回転で当ると脳汁やばい」「リミットブレイクボーナス(最初の30回転で大当りした場合に獲得できる)気持ちいい」「払い出し間に合わない勢いで玉が出る」「右の30回転が面白すぎる」と通常時・右打ちを問わず批判が頻出している演出面で唯一といってよいほどの賛辞が並ぶ。

 このSTに加え、遊タイムもしっかり組み込まれている本機に死角は少ない。また、発動条件もミドルタイプでは浅めの800回転。遊タイム突入時は1214回転の時短に突入し、約98%の確率で大当りに結びつくのである。

 ただ、本機の大メリットである100%STタイプのため、遊タイムに到達した際の優位性は高くない。それでも高確率で大当りを獲得できるので青天井の機種よりも何倍も打ちやすい、遊びやすいことには間違いない。

 安定性を担保しながら一撃1万~2万発はコンスタントに狙えるバランスの良いスペック性能で、P機のトレンドに新たな流れをもたらす一台となるかもしれない。

(文=大森町男)

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