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パチスロ『ハナハナ』のBGMが無料で使用可能!? パイオニアが「サウンドフリー宣言」

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 レバーONでハイビスカスが光ればボーナス確定。1月12日にデビューした『ニューハナハナゴールド-30』をはじめとするハナハナシリーズやシオサイシリーズなど、数々の完全告知マシンをリリースする孤高のメーカー・パイオニアは昨年、ハイビスカスに関連する図形商標を経済産業省特許庁より取得したことで業界を激震させた。

 同社は先だって、2017年にもコーナーランプのハイビスカスを位置商標として取得済み。他にも複数のハイビスカス(図形・位置)に関する商標を登録している。

 同社はこれら一連の「ハイビスカス商標」の商標権に基づき、第三者による「パチスロ及びぱちんこ遊技機に関する同商標の使用」について、「形状等が近似するものを含めて」類似する商標の使用禁止が可能。商標の整備を進めた経緯については、「ハイビスカスブランドに対する信頼を維持し、ブランディングを継続するため」と説明した。

 その一方で同社は先日、「パイオニアサウンドフリー宣言」と称して、購入したパイオニア楽曲をSNSやライブ配信で自由に利用できることを許諾。同社HP上で発表した。

 同社は、「現在まで、48年以上多数のパチスロミュージックを制作し、その耳馴染みのよい親近感のあるサウンドから様々な世代のユーザーに支持されてきた」と説明。現在も増える楽曲を「パチスロファンだけにとどまらず、より多くの人々に楽しんでもらいたい」という想いから、同宣言を実施するとした。

 個人・法人を問わず事前許可は一切不要。例えば「パチンコ・パチスロ系動画のBGM」「コメディ系生配信のBGM」「BBサウンドを弾いてみた、踊ってみた」「ファンファーレを挿入音にする」などといった、幅広い使い方を推奨している。

 ただし、上記の例に挙げた二次創作コンテンツではなく、音源そのもののみで構成されたコンテンツ(音源の垂れ流しなど)の場合は、そのサービス内での収益は得られない。

 肝心の楽曲は同社のHPからダウンロード、もしくはCDの購入が可能。記念すべき第1弾として、先述した『ニューハナハナゴールド-30』の楽曲配信が開始され、日本メタルシーンの雄「ガーゴイル」が提供した「HANA!-chika-HANA!」など、今後も続々と配信が予定されているとのことだ。

 フリー素材として使用できるということは、各種番組中のジングルなどで流れる可能性もある。ハナハナシリーズなどの楽曲が自宅で聴けるようになることも、ファンにとっては嬉しい限りであろう。

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