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パチスロ「今は亡き」メーカーの「名機が撤去」。「自力感」と「攻略要素」を完備…ビッグ中は要ビタ押し 

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 5号機時代、アイ電子というメーカーが存在した。

 記念すべき第1弾パチスロは2012年5月に登場した『SOLAR7』。獲得枚数の異なる3種類のボーナスとRTを有したマシンで、ボーナス終了後1G目に特殊リプレイが成立すれば、その特殊リプレイの種類に応じて50Gor150GのRTへ突入する。また、ビッグ中には11枚役を1回奪取することで最大払い出しを得られるといった攻略要素もある。

 第2弾パチスロは2015年7月導入の『鬼神(おにがみ)7』。文字通り、鬼神をモチーフに据えた硬派なマシンは一部のファンから支持を集めたが、2021年1月11日、アクロスの『沖ドキ!(-30)』などといった多くのマシンと共に認定期間満了を迎えた。

 当機は3種類のボーナスと完走型RTを搭載しており、3コマをダイナミックに使用した赤7揃いの闘神ビッグは最大288枚、青7揃いのビッグは最大204枚、REGは最大96枚の獲得が可能。

 やはりビッグ中には技術介入要素があり、「勝負じゃ!」のアナウンス時は中リール中段にBAR絵柄をビタ押しの後、右リールにも同絵柄をフォローすれば最大払い出し枚数を得られる。

 これらボーナスは各種小役と重複する可能性があり、中段チェリーはボーナス確定。チャンス目は25%以上、強ベルは40%以上でボーナスへと結び付く。

 RT突入契機は通常時に突如として発生する「運命選択の刻」で、ここで順押しor逆押しの2択に成功すればRT50or100Gに突入。発生率は奇数設定且つ高設定ほど優遇されており、50or100Gは発生した時点で決められている。

 RTは1G純増約1.0枚で、途中でボーナスを引いても規定ゲーム数消化まで継続。消化中のステージ昇格はチャンス到来で、最終ゲームでボーナスの当否がジャッジされる。

 設定推測要素はボーナス合算出現率、通常ベル出現率、先述の運命選択の刻発生率などがあり、RT中のハズレ出現率は設定差大。その数値は設定1:約428分の1~設定6:100分の1で、複数回確認できれば高設定に大きな期待が持てる。

 ちなみに、アイ電子は当機のリリース直後、周辺機器事業と遊技機事業を一体運営して事業強化を図るために、ハイライツ・エンタテインメントと合併。

 そのハイライツ・エンタテインメントは2017年に『シスタークエスト~時の魔術師と悠久の姉妹~』や『神の左手 悪魔の右目』などを発売したが、2019年3月31日に日本電動式遊技機工業組合を脱退し、新規遊技機の開発を終了した。

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