パチンコ「万発率100％」を達成した神台！「ALL15R」「約85％ループ」も実現した激熱タイトルに朗報!!

文=堀川茂吉

【この記事のキーワード】#パチンコ, #新台

パチンコ「万発率100％」を達成した神台！「ALL15R」「約85％ループ」も実現した激熱タイトルに朗報!!の画像1

　パチンコ業界に関するニュースに目を通していると、実に興味深い内容の記事を発見しました。

　それは『P新鬼武者H1YZ3』が検定を通過したというもの。言わずと知れた人気ゲーム『新鬼武者』とのタイアップ機で、その最新作が始動したようです。

　同タイトルが初めてパチンコ化されたのは2014年。旧MAX機が現役で稼働していた時代に初代となる『ぱちんこ新鬼武者』が登場しました。

　私は同タイトルのゲームを未プレイだったので、「パチスロで人気の版権か」という程度の認識でした。ただ、そのスペックを見てみると、魅力的な要素のオンパレード。「良台じゃないか！」と胸が高鳴ったのを覚えております。

　大当り確率は1/399.6で、初当りの55％がSTへ突入する初回突破型。確変を引き当てるか、通常大当り後に突入する100回転の時短で引き戻せば、ST「蒼剣RUSH」への道が開かれます。

　ここでは104回転の間に1/56.3の大当りを引き当てるゲーム性となっており、継続率は約85％。更に電サポ中の大当りは全て15Rとなる出玉に振り切った爆裂スペックだったのです。

　同年には『CR牙狼金色になれXX』が登場し出玉旋風を巻き起こしましたが、それに勝るとも劣らない出玉性能で一部ファンから絶大な支持を得ていたマシン。どちらも好んで打ちましたが、連チャン性能に勝る『鬼武者』の方が勝率は遥かに高かったです。

　ちなみに、私はこの『ぱちんこ新鬼武者』で、人生最大の大記録「万発到達率100％」を達成した事があります。

　私が「鬼武者は勝てる」と絶賛したのがキッカケとなり、仲の良い友人を含めた計5名でノリ打ち作戦を行うことに。朝一からホールへ突入し、設置されていた5台全てを身内で固めたのです。すると、一人、また一人と面白いように初当り＆RUSHへと突入させていきました。

　それによって、一時的に全員がST中という異様な状況が出来上がり、最終的に5人全てが万発オーバーの出玉を叩き出すこととなったのです。「この台ヤバいな」「これ打ってれば大金持ちじゃね」と興奮した様子で話す友人たち。私も「神台の誕生だ！」とテンションMAXで叫んでいました。

　前代未聞の「万発到達率100％」を達成した我々は、味を占めて連日の実戦を決行したのですが…。

　100％の無敵艦隊はすぐさま崩壊。初日に獲得した出玉はあっという間に溶けてマイナス域へと達する事となり、清々しいまでの敗北を喫したのです。天国と地獄という両極端な世界を体験させてくれた思い出深いマシンでした。

　そんな『新鬼武者』はシリーズ化され、後継機として『ぱちんこ新鬼武者狂鬼乱舞』がリリースされました。RUSH継続率が最大95％と高い連チャン性能を実現しており、こちらも初代同様に人気を博したマシンでした。

　そんな激熱タイトルの最新作が検定を通過。自然と仕上がりが気になりますが、今作に関しては製造会社が京楽産業.の関連メーカーOK!!から平和へとバトンタッチされています。

　平和が手掛ける『新鬼武者』にも、大きな期待を抱かずにはいられません。現時点では詳細が明らかにされていませんが、これまでのような鬼武者らしさを発揮してもらいたいものです。

（文=堀川茂吉）

<著者プロフィール>
　オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。