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パチスロ「隠れ名機」との声も!? 国民的コンテンツとタイアップした5号機初期の優秀マシン…次回作の登場求む!

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 サミーからリリースされたパチスロ『桃太郎電鉄』を覚えているでしょうか?

 10数年前の機械なんて《レトロじゃないだろー》という突っ込みもあるとは思いますが、何事も移り変わりが早い昨今、10年足らずでもすでにご存知ない方もいらっしゃるでしょうから、そこは“あえて”とご了承いただけば幸いです。

 『桃鉄』といえば、鉄道がモチーフの大人気すごろくゲーム。家族や友達と《ワイワイガヤガヤ》盛り上がれる複数人プレイが可能な上、日本全国の地名や名産品といった一般的な知識をゲームしながら覚えることもできるのです。

 その歴史は20年以上で、累計出荷本数は1200万本以上。昨年11月に発売されたNintendo Switch版『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』も300万本以上のセールスを記録(2021年6月時点)するなど、現在も幅広い層から支持されています

 一方、パチスロは「ゲーム誕生20周年」を迎えた2008年にデビュー。スペックは最大311枚獲得のビッグボーナスと約91枚獲得のミドルボーナスを搭載したノーマルタイプですが、本機には7G間のプチRTも搭載されていました。

 ちなみに、全てのボーナス絵柄は白と赤の7絵柄で構成されるのですが、もうひとつの「黒7絵柄」は当初ART機として開発されていた時の「名残だった」と、当時の営業マンから聞いたことがあります。

 ボーナスは「チェリー」「スイカ」「リプレイ」「ベル」などの全小役が同時抽選対象役で、その中でも特リプは大チャンス。特リプ後は7G間のプチRT「特急ロード」へ突入し、ボーナス期待度を示唆する演出が展開されます。なお、トータルのボーナス期待度は約30%となっています。

 その上位モードにあたるチャンスゾーン「銀河タイム」は、特リプ以外のチャンス役から突入することもあり、ボーナス期待度は激アツの60%オーバーでした。

 ちなみに、このプチRTは同時期の山佐『ケロット』など、ほかのボーナスタイプ機にも用いられた手法で、演出でボーナスの期待感を煽りつつコインロスを防ぎ、あえてボーナスの入賞を遅らせる(おそらく試験対策)という画期的なシステムでしたね。

 原作の世界観を忠実に再現した演出も楽しめましたし、出目とのバランスも絶妙。さらにスぺック面も優秀で、ボーナス合算確率は約1/167(設定1)~約1/117(設定6)と、低設定は遊びやすく高設定はド安定という印象でした。

 当時の機種の中では、非常に完成度の高いマシンだった思います。設置されていたホールでは中々の人気で稼働も良かったと記憶しており、一部ファンからは「隠れ名機」なんて声もあるくらいです。

 しかし、本機の登場以降、一切シリーズ機がリリースされていないんですよ。パチンコに関しては、銀座ブランドで数機種、三洋からは2016年に『CRAスーパー海物語 IN JAPAN with 桃太郎電鉄』が発売されていますが、これが現状最後のタイアップ機となっています。

 ぜひ次回作に期待したいところなのですが、どこかのメーカーさんが手を上げてくれないものでしょうか。きっと需要はあると思います!

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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