甘デジより「一段アマい確率」で超ループを楽しめる！ 恩恵が激アツ「突発時短」完備の完全オリジナルマシン!!

　世の中は多様性の時代。あらゆることに垣根がなくなり、さまざまに新しい流れが生み出される。また、古い概念や規約は次々に壊されていき、社会によい良い価値が提示されていくのである。

　思えば、パチンコ業界でも一昔前では考えられなかったような出来事があふれかえっている。

　サミーとユニバーサルのコラボ、マルハンとダイナムの連携、パチマガの休刊、そして『CRおねだり！マスカット』である。

このダイバーシティの波はまた、ビジネスのスケールを大きくもし、あるいはニッチな市場にも潤いをもたらした。

　パチンコにおけるこのムーブを象徴するのがPB機である。特に8月の16日からリリースされたばかりの『PA満開花火GO』は、パチンコメーカー発のベース機を持たず、パチンコチェーン店が主となって製造されたホール生まれのオリジナルパチンコ機となっている。

　ただ、私の認識が確かならば、これまでパチンコホールが主導で製造したパチンコ機がなかったわけではない。『CRルクソールの薔薇』『CRAぴかパチ』といった機種がダイナムだけで展開するオリジナルマシンとして登場していた。

　ちなみに、ダイナムのPB機として登場した記念すべき第1弾は『CR満願チューリップ』で、本機の機種名はまさにこのマシンからインスピレーションを受けたのではないだろうか。

『PA満開花火GO』に話題を戻そう。本機は6段階の設定付きだが、大当り確率が設定1でも1/67.9と甘デジより一段甘い、非常に遊びやすい確率帯となっている。

　しかしながら、その本機最大の特徴は継続率約88％を誇る強力な連チャン性にあり、だいたい20％くらいの関門を突破すると次回大当りまで続く確変が果てしなくループしていくのである。

　また、次回ループタイプとはいえど、変動時間が極端に短縮されたスピード仕様でテンポよく確変モードが展開。テンパイすればほぼ大当りに結びつく単純明快な演出と相まって、心地よい疾走感で連チャンを消化できるようになっている。