パチスロ「ART機で純増3.0枚」異次元の出玉スピードを実現! “名機殿堂”入りの大ヒットシリーズも登場【5号機を支えたトップメーカーの軌跡~ユニバーサル~③】
5号機初期の暗黒時代を支え、後のAT・ART全盛期時代でも華々しい活躍を見せたヒットメーカー。その「軌跡」をご紹介するこのコーナーでは、当時話題だった名機たちをスペックや特徴を交えながら振り返る。
今回は、大手パチスロメーカー・ユニバーサルエンターテインメント(以下、ユニバーサル)編第三弾だ。
伝説の爆裂機『ミリオンゴッド』をリバイバルするなど、怒涛の快進撃でパチスロ界をリードするユニバーサルは2011年10月、“5号機最速純増”と銘打たれたパチスロ『エージェント・クライシス』をリリースする。
本機は、AT「エージェントタイム」とART「エージェントラッシュ」で出玉を伸ばしていくタイプ。前者は純増約1.8枚のスピードで増加していき、消化後は後者の「エージェントラッシュ」へ必ず突入する。
その「エージェントラッシュ」では、出玉スピードが一気に跳ね上がり、純増枚数は驚異の約3.0枚。なお、これは5号機における最大の純増速度である。
ARTにもかかわらず、5号機最上位のスピードを実現。当時ネット上では「なぜこれが実現できたのか?」「何か秘密でも隠されているの?」といった様々な声があがっていたが、これには複雑なカラクリがあった。
具体的なシステムは割愛させていただくが、簡単に説明すると、本機には「ミッションボーナス」というコインがまったく増えないボーナス(通称“ゼロボ”)が搭載されており、それが超高確率で内部成立している。さらに特定の条件(ART突入確定など)をクリアしていなければ、そのボーナスは揃えることもできず、仮に揃えてしまうとペナルティが発生してしまうのだ。
こうした、ややこしい複雑なスペックだからこそ、異次元の出玉スピードを実現できたわけだが、内部仕様をよく知らないライトユーザーにとってはあまりに難解すぎたため、予想以上の反響を得ることなく、ホールから消え去っていった。
その後は、『赤ドン雅』『コンチネンタルV』といった数々の人気タイトルを販売し、翌12年には、シリーズ第二弾となる『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜II』をリリースする。
新筐体となる「バズーカ」を初採用した本機は、純増約2.7枚のARTタイプ。ART「バジリスクタイム」はゲーム数上乗せ&セットストック型で、初代と同様、前半10ゲーム+αの「追想の刻」と後半の継続バトル「争忍の刻」で構成されている。
ART中は赤BAR揃いから突入する特化ゾーン「瞳術チャンス」もあり、ここではレア役や赤BAR図柄揃いなどでセット数上乗せの抽選を行う。さらに、その上位互換である「真瞳術チャンス」に突入すれば、押し順ベルでも上乗せ抽選が行われ、レア役は上乗せ確定という本機最大の出玉トリガーとなっている。
そして設定6の出玉率は、初代と同じく119%オーバー。一撃の破壊力と安定感を兼ね備えたスぺックゆえ、多くのプレイヤーから愛される一台となり、名実ともに5号機を代表する大ヒットマシンとなった。
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