甘デジ「必ず電サポ70回」で安定感バツグン！ 優秀スペックで演出も魅力的な注目パチンコ!!

　ニューギンがリリースする王道系パチンコの人気シリーズ『野生の王国』がドラム機となって登場した。『PA野生の王国～どらむサファリ～』。甘デジとライトミドルの2スペックが用意されているが、ここでは『99Ver.』を中心に紹介する。

　大当り確率が1/99.9のV-STマシンで、継続率約75％の連チャンモードを搭載。また、右打ち中の10％が最大出玉となる10ラウンド約840発と出玉感も携えたスペックとなっている。

　初当りを引くと必ず70回転の電サポモード「野生タイム」に突入。確変の場合は20回のST＋50回転の時短、通常大当りなら70回転の時短という構成になる。確変突入率は50％だが、通常でも70回転の時短が付くので引き戻しを含めたST突入率は約76.3％にも及ぶ。

　ちなみに、時短70回転の引き戻し率は約50.5％とかなり優秀。通常大当りであっても連チャンの期待度が持てるゲーム性である。

　2回目の大当り以降は必ずST20回＋時短50回転の「スーパー野生タイム」に突入。ST継続率約57％、時短引き戻し率約39.5％で、先述した通りトータルの連チャン率は約75％（残保留4個を含む）と高い数値となっている。

　実質的なST突入率もループ率も高く、安定性と連チャン性の両方を楽しめる甘デジといえるだろう。

■遊タイム性能は控えめ!?

　また、ハマリ救済機能として遊タイムも搭載。通常確率状態を299回転消化させると遊タイムが発動。以降、70回転の電サポモードに突入する。ただ、遊タイム突入時の大当り期待度は約50％で、次回大当りを約束するものではない。過度な期待は禁物である。

　一方、演出面ではドラム機ながら多彩な演出を搭載し、デジタルに慣れ親しんでいる従来のファンも満足できるような作り。ニューギンいわく「史上最高峰のにぎやかなドラム機」となっている。

　まず目を引くのがドラムの下部に搭載された火山ギミック。チャンスが迫ると頭頂部が沈み込む噴火を予兆させる。そして、噴火となれば「動物群」が発生し、盤面全体にイルミネーションで激アツを告知するのである。

　ほかにも、UFOに乗ったピー助は保留変化に活躍し、該当保留のたまごランプの左横に設置されたタイマーではカウントダウンでチャンスを予告。ドラム以外の演出が充実している。

　もちろん、ドラムを使用したメイン演出も充実。全8パターンのリーチアクションで大当りを狙う。特に注目なのが、シリーズの象徴にもなる「パレードリーチ」。左・右・中とすべてのリールが激しく変動する見た目にもアツい演出となっている。

　さらに、枠外サプライズリーチや突当りなどのびっくりプレミアムパターンも用意され、いつでも大当りの期待感が持てるのである。

　高い突入率＆継続率でしっかりした打感を味わえる人気シリーズの最新作は、ドラムのアナログ感と今風の演出を楽しめる『PA野生の王国～どらむサファリ～99Ver.』。当りも演出もにぎやかなマシンとなっている。

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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