甘デジ「強力な恩恵」に期待…全敗のリベンジ狙う!!

終日90,000発など新台が活躍中だが…

　終日90,000発といったデータも浮上。5月にデビューを果たしたパチンコ新台が、ホールで抜群の存在感を放っている。

　冒頭の強烈なデータを生み出したのはSANKYOの『Pフィーバーダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』。大当り確率は1/319.7で、確変突入率は75％と高めに設計されている。

　連チャンモード「GOLD RUSH」のトータル継続率は約83％。右打ち中は合計74％が900発オーバーと出玉感も十分に備わった仕様だ。「高突入」「高継続」「高火力」の三拍子揃った甘いスペックと言えるが…。

　このスペックを実現するためにバランスを取ったということなのだろうが、クルーン式のスタートチャッカーという点が気になってしまう。実際にネガティブな意見も浮上している状況だ。しかしながら、現行機最高峰のスペックは非常に魅力。週末にでも挑んでみる予定である。

　他にも気になるマシンは存在。各メーカーの新台に対する興味は尽きないが、個人的には6月デビューの新機種が楽しみで仕方がない。

　恋愛パチンコの金字塔が再臨。遊びやすさと力強さを兼ね備えた甘デジ新台が登場予定だ。スペックは下記の通り。

『Pめぞん一刻～Wedding Story～ 甘デジ』（アムテックス製）

■大当り確率：1/99.9→1/68.9
■確変割合（特図1）：50％（特図2）：100％
■ラウンド／出玉：10R／1000発or4R／400発or2R／200発
■カウント：10カウント
■賞球数：1＆4＆8＆10
〇〇〇

　感動エピソード＆心に刺さるBGMが魅力の本シリーズ。原作ファンとしては打たない理由が見当たらず、新作が出るたびに必ず実戦をしている。

　前作『Pめぞん一刻～Wedding Story～』は、大当り確率1/319.6のミドルタイプ。大当り時の60％で確変「Wedding Road」へ突入する。状況を問わず金図柄揃いは「Wedding Road祝言」が発動し、約3900発以上の出玉が獲得できるという一撃性も有した仕様であった。

　演出では感涙必至の新規エピソードに加え、年代選択で楽曲が変化する年代別ミュージックセレクト機能を採用。その世代向けに刺さる名曲と至極のストーリーの融合は、最高の感動を与えてくれるわけだが…。

　残念ながら本機では1勝も挙げることができなかった。好き＝好結果とならないことはよくあることだが、相性は最悪だったという印象だ。遊びやすくなった甘デジスペックであれば、楽しい実戦を堪能できるのではないかと期待している。

　そんな本機は大当り確率1/99.9のSTタイプだ。確変突入率は50％で、金図柄揃いは「Wedding Road祝言」直行。赤図柄揃いはST100回、青図柄揃いは電サポ50回or100回(2回目以降)がスタートする（電サポでの引き戻し割合は約42or65％）。

　ST「Wedding Road」での大当り確率は1/68.9までアップ。ここで金or赤図柄が揃えば最上位モード「Wedding Road祝言」へ移行し、ここでは確変割合が100％となる。継続率は約78％で、50％が10R約1000発となるため超甘デジ級の爆発にも期待できそうだ。

　メインスペックと同様に「年代別ミュージックセレクト」機能も搭載しており、リーチには新たなエピソードが追加。今作もシリーズのファン必見の仕上がりと言えるだろう。

　遊びやすくなっても強力な恩恵を搭載。再臨する甘デジスペックで、全敗のリベンジを果たしたいところだ。

（文=木戸範孝）
<著者プロフィール>
　Webメディアに掲載されるスポーツ関連記事の作成および編集業務を経験。その後はGJにて競馬やパチンコ・パチスロ、スポーツなどを担当している。現在はパチンコ・パチスロ分野に力を入れており、自身が好む爆裂タイプの動向に注目している。業界ニュースも担当。業界関係者への取材を元に、新台関連の記事も多く作成している。

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