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パチンコ「超レア」なCR権利モノ!? 復活を期待する傑作!!

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「超レア」なCR権利モノ!?

 2022年1月末以来、CR機は既に過去のモノとなってしまいました。1992年辺りから市場に投入されてから約30年、延べ2,000機種以上が発表されたようです。それだけCR機があるのだから、メジャーな機種からマイナーな機種まで存在していたわけです。

 メジャーな機種に対する記憶は当然ながらあります。しかし、よく打っていたレアな機種は…もっと記憶に残っているのです。今回は、そんなレアなCR機を紹介いたします。

 その機種は『CRミスターマジック』(三共)です。

 確率設定付のCR権利モノでした。大当り確率は設定1…151分の1、設定2…165分の1、設定3…179分の1で、確変中はそれぞれ10倍にアップします。盤面左側にあるスルーに玉が通過すると、中央役モノ上の電チューが数秒開いて入賞すると2桁デジタルが回転します。

 一応「77」で揃ったら良いのですが、それで大当り確定ではないのです。中央の役モノが、機種名の通りにマジシャンっぽい人形があり、その前に3つの帽子役モノがありました。

 帽子は左から「青=1回(1回権利)」、「赤=2回(次回まで確変)」、「黄色=はずれ」とあり「77」が揃った後そこで抽選して、帽子の中にパチンコ玉が入っていたところの権利が発生します。黄色だったら「77」でもハズレです。

 この機種が発表された頃のCR機は5回リミッターが多く設置されていて、私はノーマル現金機と行ったり来たり打っていました。近所のパチンコ店だけに唯一導入されていましたが、同じ県内のパチンコ店ではほとんど見られなかったのです。

とてもレアな機種だったが、意外と復活を希望している

 ゲーム性としては、連チャン性のある権利モノの名機『ダイナマイト』(大一商会)に近かった印象。使われていた音楽は、あの連チャン現金機の名機『フィーバークィーンⅡ』にそっくりでした(微妙にちょっと違うのですが)。打ちながらその変化に気がつき、苦笑していたことを今でも強烈に覚えています。

 同等のCR権利モノとして、『CRギンギラパラダイス』(三洋物産)や『CR花のもぐら組』(大一商会)などが挙げられます。『CRミスターマジック』はその2機種よりも確率が高いのですが、デジパチタイプではないのでイライラした記憶が…。新台で入った辺りで約2週間は続けて打っていましたが、その後からは打たなくなりました。

 この機種は、機種名に冠の『フィーバー』が入っていません。よく考えてみたら、3つの数字や絵柄で揃わないからでしょう。とてもレアな機種でしたが、意外と復活を希望しています。

(文=四本コーヒー店.)
<筆者プロフィール>
 パチンコ好きが高じて異業種から転職し、長年パチンコ店の一般正社員としてホール現場を見てきた。単にパチンコを打つだけでなく、新規グランドオープンなどの市場調査やレトロ台探訪、のめり込み防止のための依存症考察など様々な遊技関連を日夜追っかけている変態パチンカー。そのため、大御所ライターや遊技機メーカーや周辺機器の幹部、他ホール法人の幹部などとの交流がある。ちなみに「四本」の読み仮名は(よんほん)ではなく(よつもと)である。

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