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パチンコ終わりの見えない「新機軸の連チャンモード」搭載!!

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 近未来SFアニメの金字塔、「攻殻機動隊」。「AKIRA」と並び世界中に多くのファンを持つ傑作は『CR新世紀ぱちんこ 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』として2012年にパチンコ化された。

終わりの見えない「新機軸の連チャンモード」搭載

 このマシンは、京楽の新ブランドとなるオッケー.の記念すべきパチンコ第1弾機種として登場。OUT of KYORAKUの頭文字から命名された社名のように京楽とは違うタイプのパチンコを提供すべく、新確変システム「G-ST」や5000通りもの変動パターンを持つ「ハッキング変動」などの新機軸の機能を搭載している。

「G-ST」は、STがどこまで継続されるわからないゲーム数加算型システムを採用した連チャンモードで、電サポが100回転を超えると「SUDDEN DEATH TIME」に突入し10回転刻みで回数が加算されていく。

当りやすさと出玉感を兼ね備えたスペック性能も激アツ

 仕組み的には転落抽選タイプ。1/71で抽選される転落フラグを引く前に1/45の確率で大当りを引き当てるゲーム性となる。途中で転落しても電サポは100回転まで保証。それ以降は大当りor転落まで継続する。

 トータルの確変継続率は約70%だが、右打ち中は大当りの半分が最大出玉となる約2000発の16ラウンドと出玉感も備えたスペック。大当り確率が1/300を上回る確率帯では別格の出玉性能といえるだろう。

 ただ、ヘソ当りでは潜確や突確が存在するので一筋縄ではいかない。特に潜確は厄介だ。突確「電脳モード」の場合は最低30回転電サポが継続し、内部的に確変なら電サポが加算されていくが、潜確の「潜入モード」だと当然電サポが発動しないし、いつ転落したかもわからない。

 このように、大当りや演出など予測不能なスリルあふれるゲーム性とスペック能力の高さで人気を博した本機は、その後、マックスタイプの『GHOST VERSION』をリリース。こちらは100%突入のST仕様で継続率は約75%、70%が2000発と仕様が変更されている。

 その後、パチンコの『攻殻機動隊』はサミーへ。『ぱちんこCR攻殻機動隊S.A.C.』としてミドルタイプの1種2種混合機でリリースされた。

 ちなみに、「攻殻機動隊」は「GHOST IN THE SHELL」「ARISE」「STAND ALONE COMPLEX」と設定や世界観の異なるシリーズが存在。さらに「GHOST IN THE SHELL」は原作と押井守のアニメ作品でもギャグ要素を排除するなど相違点を見ることができる。

『CR新世紀ぱちんこ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。スペックやゲーム性だけでなく、モーションセンサーやタッチアクションなどのギミック性も特徴となり、出玉と演出をダイナミックに進化させたオッケー.ブランドの初代でもある。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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