ゴトロニのパチスロ史を語り出してみました️【ゴトロニの人生4コマスベリ】
■今となっては大量リーチ目マシンではないと思うのよ
皆さん、うおおおおおおおおお(挨拶)!! ゴトロニです。
激動の2022年も気が付けば残り1ヶ月。
毎年のように同じことを言っていますが、本当に1年というものは過ぎ去るのが早いです。困りましたね。
では、恒例のポイント株式投資報告から。
ブラックフライデーの影響により評価損益込みで先月比およそ10%増となっております。そういう一時的ブースト要因があり、効果が切れる2022年の終わりには反動で少し減っているのではないかと思うので、メシウマ至上主義の皆さんは楽しみにしていてください。
さて、今回のコラムは…せっかくザンガスⅠの時間軸まで戻したこともあり、自分のパチスロ歴を遡り、順に振り返っていきますか。
私はザンガスⅠによって大雑把にパチスロというものを学び、その後、ユニバーサルが放った集中機『ソレックス』やBタイプの『トロピカーナ』など徐々にその範囲を広げていきます。
スペック的な変化球を持つ両者でしたが、前者は集中一発で一箱出すのが関の山な雰囲気でイマイチ。後者はちょうど現行のボーナスタイプマシンと同じくらいのビッグ獲得枚数だったな、くらい。
Sアイムとかにそこまで嫌悪感を持っていないのは、トロピカーナの体験があったお陰かなと感謝はできるものの、それだけの記憶しか出てこない台でしたな。
いや…ビッグ獲得枚数減→ビッグ確率アップ→バケ非搭載だからむしろハマる印象しかないかも。設計ミスでしょ、これ…。
何れにせよ、パチスロデビューしてから数ヶ月は「パチスロが持つ絶対的な面白さ」を体験させてくれる台に出合うことはなく、結果としてパチンコに逃げ、1000円で60回も回る『綱取物語』などを堪能していた(2.22円交換/LN制)んですが、ある時とんでもないスロットの存在を教えてもらったんですよ。
『ニューパルサー』という機種をな!
■ニューパルネタが尽きるまでチクチクやっていく
今でも後継機が出続けているので、若い人にも馴染みはある名前かと思います。
そんなニューパルでございますが………さぁ、どうしようか。
ある意味、このコラムを引き受けるにあたり、このニューパルサーについて本当に、本当~に細かく書いて行って、それだけで打ち切りを迎えても構わないと思っていた存在ではあるものの、何しろ30年近く前の機種だけにあまりにもマニアックにねちっこくやっても飽きられるだけのような気がするし…ってことで、ここ1ヶ月悩んでいたのですね。
ただ、それでも絶好のチャンスには間違いはないわけで…。
なんてことであれこれ考えていた次第ですが、吹っ切れました。
今、吹っ切りました。
とりあえず、ニューパルネタが尽きるまでチクチクやっていくと。
覚悟を決めましたので、あと5回くらいニューパルネタにお付き合いください。
話を戻しまして、実際に打ってみると…これがパチスロを始めたばかりの初心者には一発で経絡秘孔を突かれて昇天するくらいの面白さだったわけで、出目やリプレイハズシなどパチスロというものを学ぶ、忘れられない一台だったのでありました。
何しろ、ボーナスを察知するパターンが一日の中で重複しないんですから、そりゃあもう凄いことですよ。
そんな風に夢中になると気になってくるのは他人の評判。
当時の常連という先輩方にニューパルの何が良いのかをリサーチしたところ、理由は大変明快でした。
「左バーからはバーと赤7が一直線なら当り」、「チェリー付きのボーナス絵柄対角はリーチ目」、「ゲチェナ超強くて安心」といった
リーチ目が分かりやすくて人気!!
だったんですね。
むろん、それは導入されたばかりの頃の話なんですが、かの大量リーチ目マシンの評価もこんなものだったりするんですよねぇ。
現在だとジャグラーのリーチ目みたいな極めてシンプルな位置づけで、そこからあのニューパル伝説を醸成していくのだから、世の中は面白い。
設置が進み、打ち手が育っていくと、ボーナスがいわゆる山佐型に並ぶ際、小役の並びが重要であることが分かりだすんですよ。
例えば、「バーの対角は意外とチェリーも強い」とか「中段にオレンジとベルのテンパイがある山佐型は鉄板(払い出しがある場合はNG)」とか「ど真ん中リプレイをボーナス絵柄で挟んだ形は強い」とか「ど真ん中チェリー+右下段バーは全部リーチ目」とか「左→中で赤7と赤7、カエルとカエルがズレて止まっている形のリーチ目はビッグ確定」とか。
この辺が出目の奥深さってやつなんでしょうか、後に『クランキーコンドル』がデビューするまでホールの主役を独走するんですね。
といった具合に出目による興奮を提供してくれるマシンでしたが、解析から判明した鉄板リーチ目総数は驚くなかれ、3桁台。
記事を読んだ時に「1000にも届かないの?」というのが正直な印象だったのをよく覚えています。
しかも、この数には成立後であることが確定するチェリー付きリーチ目もかなり含まれているので、「入った(心の中でガッツポーズ)!!」となる出目はもっと少ないわけです、ハイ。
そんな感じですので、後々になってから振り返ってみてという観点にはなるものの、初代ニューパルはリーチ目マシンというよりは、ボーナス成立の可能性に濃淡のあるチャンス目に一喜一憂する一台と捉えた方が正解だったんじゃないかなぁという認識で、ずっと過ごしてきたのです。
だから、大量リーチ目マシンの元祖とか説明されていると結構モヤモヤしちゃって…今、ようやく言えてスッキリしたわ。
そして、モヤモヤと言えば鉄板リーチ目の中で一際異彩を放つ風変わりなパターンが一つあるんですけど、これについて山佐の開発陣に質問したところ…あ、長くなったので今回はこの辺で。
また次回お会いしましょう。
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