【レア甘デジ】破格の確率ながら「必ずST×右50%1000発」マシンを実戦!!
全国大手パチンコ店でしか打てない甘デジ?
全国大手パチンコチェーン店の中で、いわゆる「プライベートブランド(PB)機」を積極的に発表しているのは「ダイナム」でしょう。今回は、ダイナムが久しぶりにオリジナルPB機を発表しましたので、紹介と実戦リポートをまとめました。
まずは、ダイナムの考えるPB機についてです。なぜPB機を発表しているのでしょうか。大手スーパーやコンビニなどでも見かけると思います。PBとは、卸や小売り業者など本来は商品製造を行なわない事業者が、独自に企画や開発した商品のことです。その一番の強みは、例えば同じ商品(ナチュラルブランド=NB)よりも安い価格で商品を提供できることです。
パチンコでいえば、ダイナムがメーカーと掛け合ってスペックや台数などを協議して発表(設置)します。特にダイナムで発表されているのは、一般的なパチンコ店で設置されるスペック(NB機)とは多少差別したスペックが大半です。それは共同開発(OEM)と呼ばれますが、これもPB機としての位置づけです。
ダイナムは、同グループのパチンコ店を全国に約400軒近く展開しています。日本最大の店舗数です。そのメリットをPB機で十分に活かすことが可能です。NB機と差別をして、PB機にしかないメリットで来店動機にも繋げていることでしょう。
同社PB機は2006年『CR満願チューリップVL051(大和製作所)』からスタートして、現在までにパチンコとパチスロを合わせて約90機種を世に送り込みました。1機種あたりを約1,500台としても、今までに約13万台近くも設置したと思われます。
しかし、同社の完全オリジナル機種は数機種しかないのです。直近では、2021年に『PA満開花火』(製造:豊丸産業)を発表しています。スペック的には初当りが軽いものの、大当り終了後のラッシュに入るためのかなり狭い突破型のゲーム性でした。
これがユーザーには「遊べない」と判断されてしまったようで、数ヶ月で減台してしまいました。その後にも数機種発表されましたが…2023年10月に久々の完全オリジナルPB機が発表されました。それが、今回紹介する『PA満開爛漫GO』(製造:豊丸産業)です。
破格の確率ながら「必ずST×右50%1000発」
大当り確率は6段階設定付となっていますが、平均して約70分の1という高確率です。全大当り終了後は、必ずST50回転に入ります。いわゆるロングST機。ST中の大当り確率は若干高くなるだけですので、通常時と変わらない認識でしょう。同機の遊タイムは、低確率状態200回転で突入し265回時短となります。
しかし、そのST中右打ち電チューで大当りすると、50パーセントで10ラウンド大当り(出玉約1,000個)を獲得できます。右打ち大当りした時は同機の魅力を発揮すると思います。ちなみに、10ラウンド以外の大当りは3ラウンド(出玉約300個)です。
同機のゲームストーリーは、同社PB機特設HP「ごらくサイト」から確認しました。メインキャラクター「三条舞姫(さんじょうまいこ)」が、日本舞踊の家柄で生まれ育って、明るい舞妓アイドルになって武道館デビューを目指す設定となっています。
実際に打ってみると、舞妓ということで京都を舞台にしている感じを受けました。予告やリーチもそれに沿った演出となっています。それらキーワードなどから、和風を連想できるような「投扇興リーチ」や「金毘羅船船リーチ」や「舞妓風流リーチ」などの構成になっており、予告にも「折り鶴群」が搭載されていました。
以下は直近で、ダイナムグループの系列店で2回に渡って稼動した内容となります。
結論を申し上げますと、2回実戦してどちらもプラス収支となりました。1回辺り約4時間の稼動でしたが、2回目では約1万発を超えることができました。
先程も申し上げた通り、大当り確率が約70分の1ですので初当りは軽い印象です。しかし大当り終了後のロングSTでは、大当り確率にほぼ変化がありません。あくまでも体感ですが、数多くの連チャンを望めなかったのですが…。
電チュー大当りの半分は10ラウンドですので、偏ってしまえば短時間で一撃大量獲得も十分に可能なのです。その2回目の実戦でも、STで連チャンせずにすぐ初当りをした後のSTで連チャンと10ラウンドに偏った大当りで一撃約4千発も2回得られました。さすがに偏るかどうかは、打ってみないとわからないものですが。
リーチや予告などのゲーム性についてですが、先程も触れたように和風なテイストの演出となっています。したがって、どちらかといえば年齢層の高い方々には受け入れてくれるのではないでしょうか。
これに酷似したゲーム性のパチンコ機とすれば、筆者が前回に紹介した『PAぱちんこ乗物娘』(ニューギン)が挙げられます。どちらもゲーム性は似ていますが、使われているコンテンツが異なっています。よって『乗物娘』は若年層向け、『満開爛漫』は年齢層の高いユーザー向けといった感じになるのでしょうか。
これは筆者の主観ですが、同社で数々発表されてきたオリジナルPB機『満開爛漫』がリスペクトしているのが『海物語シリーズ』(三洋物産)だと思われます。『海』といえば「マリンちゃん」が人気ですが、『満開爛漫』のメインキャラ「三条舞姫」も同じように色々な意味で支持されてほしいものです。
ダイナムグループのPB機は、比較的に確率が高い機種ばかりです。筆者はパチンコを打つ際に、何よりもまずは大当りをさせることが重要だと位置付けています。連チャンするかしないかは運次第ですが、当てることが優先です。その後の展開はわからないものですが、初当りを増やしてチャンスと収支をプラスされていきたいものです。
今後も同社PB機を積極的に打って、リポートしていきます。
©TOYOMARU ©DYJH
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