【羽根モノ昔話】同時期に異なるメーカーながら「全く同じ名前」のマシンが存在した!?
異なるメーカーながら「全く同じ名前」の羽根モノが?
こんにちは『電撃しらっち』です。いつも楽しみにしている当サイト内「ドラゴン広石さん」の記事に三共と京楽のそれぞれに『ボクシング』という同名タイトルの機種が存在したというエピソードがありましたね。
時代的にちょっと知りませんでしたが、羽根モノにも同名の機種が存在したのは覚えています。1990年に三共と平和からそれぞれリースされた『きしゃぽっぽ』という台なんですが、三共は『汽車ぽっぽⅡ』、平和は『汽車ポッポDX』という機種タイトルでした。
その頃の私はまだ若くてパチンコ業界とも縁のなかった1人のパチンコ好きでしたが、『何で同じ名前なの?』『パチンコ業界にも色々とパクりがあったり複雑なのかなー』などと邪推しちゃいましたからね。
パチンコ初の横スクロールだった三洋『CRギンギラパラダイス』が大ヒットした後は各メーカーからこぞって横スクロール台がリリースされましたし、『群予告』も同様に次々と他メーカーが取り入れていきましたし。
パクりとはいわないまでも、ヒット商品の特徴を取り入れるのはパチンコ業界以外でもありますもんね。でも汽車ポッポに関しては、本当に同時期でしたから。『どちらかが真似したのかなー』なんて変な意味で想像力を掻き立てられましたよ。
そんな両社の汽車ポッポですが、勿論その名の通り汽車がモチーフ。平和版は比較的オーソドックスな羽根モノで汽車の手前の回転体にタイミング良く玉が乗るとV入賞のチャンス。
ですが三共版はかなり特徴的な1台でしてね。画像参照ですが通常の羽根モノは羽根が1回開くチャッカーが盤面下あたりの左右に配置されており、中央には2回開きのチャッカーが配置という構成じゃないですか。
でも三共版は左右が2回開きのチャッカーで中央にはチャンスと書かれたチャッカーが鎮座。それがどんな役割を果たすかというと、本機の汽車は通常時Vゾーンを塞ぐような形で停止しているんですね。
それで羽根が開放した際には汽車が線路を周回するように回り始めるんですがタイミング的にV入賞は絶望的なんです。でもチャンスチャッカーに玉が入るとV入賞するまで汽車が常時回転する状態になり、V入賞率がアップするという仕組みなんです。
ですが、それで役物内に玉が飛び込めばかなりの高確率でV入賞するかといえばそれ程でもなく割と微妙。なのでチャンスチャッカーに入賞後、電車が延々とグルグル回っている状態で放置されている台も多かったんです。
ヤメるにヤメられない台の走りだったのかも
ですから汽車ポッポⅡのシマへ行くと必ずチャンス状態の台がないか確認して、転がっていれば迷わず打ってはみるんですが…意外と良い思いをした記憶もないんですよね。ハイエナっていうのにも程遠いですしね。
そういった心理を上手く突いた「ヤメるにヤメられない台」の走りだったのかもしれませんね。パチスロでもあるじゃないですか。ヤメようと思ったのに高確率状態に入ってしまい、しぶしぶ打つようなパターンというか。
まぁ、そんな訳で大半は三共『汽車ぽっぽⅡ』のお話になっちゃいましたが、全くの同時期にほぼほぼ同じ名前の機種が存在したという事実。今考えてもちょっとだけ不思議です。果たして単なる偶然なんでしょうか。
今となっては謎のままですが、もしかしたら知らない方が幸せなこともありますからね。汽車ぽっぽ打ちたいなー。それではまた。
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