パチスロ史を塗り替えた伝説のマシン『サンダーV』についてちょっと解説させていただきます(前編)【ゴトロニの人生4コマスベリ】
鳴って、光って、はいボーナス!
はい、新春から大轟沈のゴトロニです。
37℃って何なんですか?
外に出る時は普段からマスクしているんですけど、満員電車内にノーマスクでゴホゴホやっているやつがいましてね、恐らくそれが原因だろうと…あれだけセキをしていて自覚症状なしとは人間としておかしいので、せめてマスクしろ案件に不運にも巻き込まれるの、マジでムカつくんだよなぁ。めちゃくちゃイライラしますな。ホント許せねぇよ(有馬記念も外したし)。
そんな個人的体調とは関係なく動く、相場のご報告です。年明け一発目のポイ活の株式積立て報告をしておくと、年末に一旦手放したところから少し下げた価格で買戻ししました。
そこからは順調に値を上げて、不運な風邪も帳消しにする4000円も増えております。4万円で4000円増えるなら、1億円だともう1000万浮き浮きフィッシィングなんですよね。貧乏はツラいですね。
ちなみに、日経平均はバブル期最高値超えを目指す展開だとか。景気がよろしいお話ですね。P業界も恩恵に与れるといいですなぁ(何度でも繰り返す)。それもこれも新NISAが始まることが相場の変換点になっているようです。
そんなわけで、今回は回胴史に於いて最大のターニングポイントとなった超名機『サンダーV』について振り返ってみたいと思います。
本機がそれほどまでに評価される所以は「初めてのチャンス予告機能搭載」機だからですが、それは当たり前。ボーナスが当っていても当っていなくても演出を出していいですよって規則に緩和された対応機として最初に出てきたのがこの子だったからです。なので、もう一回繰り返しますが、当たり前です。
ただ、チャンス予告というものを、そしてチャンス予告演出をパチスロに乗せるとどういうものになるのかというアウトプットを、誰しもがハッキリとイメージできていないタイミングにもかかわらず、非常に高い完成度で出してきたのだからヤバい、いや、ヤバすぎるんであります。
まぁ、一口に完成度が高いと言っても、冷静に考えてそれは主観バリバリな話であり、なかなか難しいんですけど、「音(=予告音)と光(=リールフラッシュ)がボーナスを呼び込む」みたいなキャッチコピーでプレイヤーに訴求するわけですよ、それがウリなので。
つまり、プレイヤー視点としてはここに釣られて予告音とフラッシュに一喜一憂して楽しめれば、その分の対価はそれで支払い完了ってことですよね? そう、これで満足なんです。
ただ、普段から鳴りまくりの光りまくりではボーナスに対する信頼度がいたずらに下がってしまい、ゲーム性の低下に繋がります。これでは正直マズい、当たるにしてもガセるにしても明確な法則性、即ち作り手と打ち手を繋げるルールが必要です。
ルールは会話、押し付けじゃない
プレイヤーには小役をある程度取りこぼしてもらい、その上で楽しんでもらえるようにする…こういう誘導が必要になるのですが、そうそう上手い方法ってあるのでしょうか。まぁ、それがあったんですね。
左「3連V」の出番です。それもね、コンドルで言うところの左赤7付近にちょうど収まるわけで。
別に左のチェリーは2個までなんて規則はありませんが、相場として2個の配置がお約束。逆に言えばもう一個チェリーを置きたいところが左リールの配列の穴だったのですが、そこにむしろ狙いたくなるような「3連V」をブチ込めちゃうんですね。
いや~、何を食ったらこんな悪魔のような一手を思いつくんだろう…。しかもですよ、親の顔は見えなくても3連Vは見えるというくらい圧倒的な視認性を誇ります。
ここにトドメのスパイス、「左が同一3連ボーナス絵柄で埋め尽くされれば問答無用のボーナス1確」というルールを添えて採用しちゃえば、もう伝説の小役殺しマシンの出来上がりってなもんです。
言うまでもなく、パチスロとしては別に「3連同一絵柄が停止したらボーナスが確定しなくてはならない」なんてルールはないので、ドハズレでガンガン止めても問題はありません。ありませんが、それは回胴倫理的にはいかがなものかと、極めてナチュラルに新しい価値観を盛り込んできたわけです。
さらに、その3連Vくんは仮にボーナスが立っていてもそう簡単には止めません出しません見させません。
これはケチでもなんでもなくて、簡単に1確目が止まってしまうようだと、1確否定でボーナス否定というシラケ防止になっている上に、そういう必要があるんですね。
今のパチスロだと、前兆ステージで当たる時はほぼ赤画面になるってバランスなマシンと一緒、赤背景にならなければハイ終了というアレに通じるものがあるでしょうか。素直で良いと言えばそれまでですが、正直深みはないですよね。
かようにして、1確目はインパクトがあるものの、その使い方は極めて繊細な舵取りが必要で…開発するのはかなり大変だったんじゃないかなぁ
といった感じでグイグイ書いていますが、一切裏を取っておりません。
でもまぁ、非常に理詰めで仕上げられている気がするので、当らずも遠からずだろうし、自分も雷神様みたいな台を作ってぶつけないかって言われたら、こんな風にして詰めていきますね、ええ。
といったところで、あまりにも長くなっちゃったので、ここで一旦切ります。次回もよろしくお願いします。
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