「コンプリート発動」スマスロ＆『ジャグラー』より高評価を得たパチスロは？【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.036】

アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.036

　パチスロ必勝ガイドMAXでの年イチ人気企画「パチスロジャーナル」をもとに2023年を振り返った、前回の「回胴酔虎伝」。今回は同誌の「読者ジャーナル」を見ながら、アニマルかつみと濱マモルがざっくばらんに語り合った。

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アニ「ジャーナルの採点対象外だったけど、年末に出たビッグタイトルとしてブラックエディション(『スマスロバジリスク～甲賀忍法帖～絆2 天膳 BLACK EDITION』はどう？」

濱「あれは、いままでのバジ絆とは全くの別物です。絆って基本的に設定6の勝率の高さが最大のウリじゃないですか。でも、コイツは波が荒すぎて、高設定でも負けますし低設定でも勝てます」

アニ「荒いね。荒いっていうかキツい印象」

濱「天井が短縮されたとはいえ、コイン持ちは悪いですし、通常時のBCは16Gの演出って感じで、ほぼコインが増えませんし」

アニ「わはははは。あれはチャンスゾーンだよ」

濱「ただ、BT1回目で絶対に絆高確が付いてくる点はデカいと思います。絆高確中にBCを引いたら、また絆高確が付いてきますし、その間にストックを獲得したりできれば、なんだかんだでエンディングまで行きますし。だから、アタシは嫌いじゃないです」

アニ「僕は5号機の絆(『バジリスク～甲賀忍法帖～絆』)がすごく苦手だったんだけど、5号機のバジリスクⅡ(『バジリスク～甲賀忍法帖～II』)は好きだったの。今作は………やっぱり苦手かなぁ」

濱「でも、ほかのスマスロと違って展開が早いんで、意外と短時間勝負もできますよ」

アニ「来店で行ったお店の店長さんが言ってたよ。『ベースが辛くなって荒くなったから、高設定も入れやすいと思います』って。逆にそういう台の方が、お店にとってはいいんだろうね」

濱「そんなもんなんですね。アタシとしては勝手に出るんだし、こういう仕様には高設定なんて入らないって思っちゃいますけど」

－そうですよね。

アニ「考え方は2つあると思う。勝手に暴れてくれるからってあぐらをかく店もあるし、逆に荒いから高設定を入れても怖くないって店もある」

濱「なるほど」

アニ「あとは、示唆演出の出現頻度がどれくらいかっていうのもあるだろうけど」

濱「今回はプレートでの示唆もありますしね」

アニ「ユニバプレートね」

濱「噂では、ゲーム数じゃなくて時間で出現率が変化するみたいですね」

アニ「それも店長カスタムできるんでしょ？」

濱「そうなると、午前中には出さないようにするんですかね」

アニ「出さないでしょ。昼過ぎくらいまではお客さんに妄想してもらわないと」

濱「それか、午前中は『銅』しか出ない…とか」

－わはははは。設定1は否定されますし、実は設定2だったとしても、しばらく様子を見ちゃいますね。

アニ「まぁどこまでカスタムできるかは、情報がないからわからないんだけどね。てことで、次は読者さんのランキングも見ていきましょうか。ベスト5でいうと、5位が沖ドキ(『沖ドキ!GOLD』)」

濱「4位はヴヴヴ(パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』)ですか」

アニ「まぁヴァルヴレイヴは入るでしょ」

濱「初のスマスロとして、センセーショナルでしたよね。いきなりコンプリート発動しちゃったり」

－ですね。

濱「『コンプリートって、するんだ!?』って思いましたもん」

アニ「僕は1回だけ木村(魚拓)くんとやってる番組で最上位に入って5千枚くらい出て、『すごいな、これ』って思った」

濱「アタシもガイドの91時間バトルで、7万円ほどのマイナスでの最終日担当だったんですけど、2万円以上投資したのに一気に5千枚出て、昼過ぎには捲っちゃいましたしね。ただ、その後に3,500枚ほど飲まれるっていう」

アニ「怖いね。でも、気持ちいいんだよね。あの『プチューン』が絶妙」

濱「わかります」

アニ「もう第3リールを押せないもん。汁が溢れてくる」

濱「SANKYOの台って、ユニコーン(『パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン』)もそうですし、からくり(『パチスロからくりサーカス』)もそうですし、波が荒い台が多いですよね」

アニ「そうだね」

濱「良くも悪くも大味なゲーム性と言いますか」

アニ「わはははは。たしかにね。パチンコの右打ち時の波の荒さを『パチスロでやれないか』って作ってる感じがする」

濱「これ、『ちょうでんじほう』って読まないんですよね？」

アニ「『レールガン』でしょ。もうね、その辺は全くおじさんにはわからない」

濱「とある魔術のなんちゃらっていうのもありますよね？」

－それは『禁書目録(インデックス)』ですね。

アニ「これは深夜アニメなの？」

－アニメやゲーム化もされた人気ライトノベルですね。

濱「へー」

アニ「全くわからない。休眠層を呼び戻すんであれば、それ相応のコンテンツにしてほしいなぁ」

濱「この手のものは、どちらかといえば新規ユーザーを引き込む目論みなんじゃないでしょうかね」

アニ「あー、そういうことね」

濱「実際、新台導入直後はそれっぽい方たちが楽しそうに打ってましたし。客寄せにはなったんだろうなって思います。リゼロ(『Re:ゼロから始める異世界生活』)の時みたいに」

アニ「なるほどね」

濱「だから、この手のものも勉強しないとなって思うんですけど…どうにも入り込めなくて」

－1話完結でしたら見ようと思いますけど…。

アニ「やっぱりね、入り口として、そこなんだよな」

濱「でも、読者ジャーナルで3位ってことは、評価してる方が多いってことですよね」

アニ「そうなるよね。コンテンツを含めて。で、2位が『ゴーゴージャグラー』か」

濱「アタシ、ゴージャグは苦手なんですよね」

アニ「北電子さんには申し訳ないけど、僕もダメ」

濱「基本的に後告知オンリーじゃないですか。そこがちょっと…」

アニ「僕はやっぱりマイジャグかな」

濱「アタシはハッピー系ですね。ハサミ打ちでのズレ目が好きです」

アニ「なにそれ!?　そんなのがあるの？」

濱「左リール4番のチェリーを枠内に狙って打つと、BAR上段停止で小役ハズレ目になるんですよ。なので、ハサミ打って小役がズレれば2確。まぁ順押しでもいいんですけど」

アニ「中押し手順もあったよね？」

濱「中押しだとピエロやベルもフォローできるんですよね、たしか」

－ですね。目押しが面倒ですが…。

濱「話を戻しますけど、ゴージャグってボーナス合算出現率が高いんですよね。だから、波に乗れば一気にコインが増えるんですけど、その分、コイン持ちが悪いんで、すげー負けるんですよ。低設定に座ると」

アニ「わはははは」

－ハマった時、キツいですよね。

濱「ちょっとのハマリで、ようやく出たコインが全部無くなるんですよ。それを1回味わっちゃうと、もう打てないかなって」

－わかります。

アニ「1位はやっぱり北斗(『スマスロ北斗の拳』)ですね」

濱「読者さんの投稿を見ると『初代を打ってる感じ』とか『4号機の北斗を思い出した』とか、そういった内容が多いですね。前回では若者も打ってるっていいましたけど、休眠層の呼び戻しにも大いに貢献したんでしょうね」

－間違いないです。

濱「今年も、そんなパチスロが出てくれるといいですよね」
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　2人共、パチスロ必勝ガイドの読者内で人気だった『SLOTとある科学の超電磁砲』は打ったことがなく、『ゴーゴージャグラー』は苦手な様子だったが、好みに応じて様々な選択肢があるのが、今のパチスロ。2024年は、どんなゲーム性やタイアップでファンを楽しませてくれるのであろうか。