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パチンコ激アツの「攻略性」「連チャン機能」……その面白さは“ツイン”越え!!

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 先ほど貯留が本機最大の魅力といったが、もうひとつ、大きな魅力が隠されている。それが連チャン性だ。連チャン性といっても『たぬ吉くん』などのあらかじめ決められた意図的なものではなく、偶然の産物によって生み出されたものである。

 本機は、18回の羽根開放や役物入賞10カウントで羽根が閉じ、大当りが終了。内部にある玉を排除すべく役物が高速変動し、初期状態に移行するのだが、この状態はいわば余白で、この時に内部の玉がV入賞すればラウンドが継続されるのである。

 そして、この余白中に1チャッカーや2チャッカーに入賞すると、通常時の状態と同様となり、羽根が開放するのだ。もちろん、ここでV入賞すれば最初から大当りが始まる。つまり、大当り中にもう1回大当りしたことになるのである。

 こういった現象をファンは「ダブル」と呼んでいたが、一般的な連チャンというよりも、一般電役における上乗せ連チャンといったイメージとなる。ただ、当然15Rでも起こりうるし、そうなればまるまる2回分の出玉を手にすることになる。

 この最終ラウンドで「ダブル」を狙う上級者が続出し、釘がどんどん渋くなっていった思い出があるが、それでもゲーム性が面白くて最後の方までこの『Vツイン』を追いかけていたものである。

(文=大森町男)

 

 

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