パチンコ「射幸の波」に沈んでいったジャンル……奇跡の大復活があるか!?
パチンコ業界の低迷、衰退が叫ばれて久しいが、規制や流行り廃りによって左右された部分はあるものの、1種2種混合機、権利物、羽根物とデジパチにかぎらずバラエティーに富んだパチンコを楽しめるのは、2000年代を振り返っても「今をおいて他にないのではないか」という気さえするほどの充実ぶりではなかろうか。
多様性こそ娯楽を担保する一番の要素だと考える私などにとって、「いまこそパチンコが面白い!」と思えるほどである。
そのパチンコにおける多様性を支える「種類」はいったいどの程度あるか。思いつくままに並べると、CR機、現金機、デジパチ、羽根物、権利物、一発台、一般電役、普通機、アレンジボール、雀球、スマートボールといったジャンル分けがだいたいのところであろうか。
厳密にいえば、最後の3つ、アレンジボール、雀球、スマートボールは遊技機の区分であってパチンコの範囲から離れたものである。
スマートボールは絶対数こそ少なくなったものの、今でも温泉街でも見られる現役マシンであるが、アレンジボールや雀球はもはやその姿を見ることができない消え去ったジャンルである。
ちなみに、アレンジボールと雀球はコイン式遊技機で、パチスロに近いだろう。ただ、アレンジボールはタイヨーエレックが、雀球はサミーがパチンコ玉を使用する機種に改良して発売したので、パチンコのジャンルとみなされるようになったのである。
では、一体どのようなゲーム性であったのかというと、アレンジボールは200円で3枚貸出のメダルを1枚投入すると1ゲームがスタート。1ゲームにつき16個の玉を盤面に配置された1~16のポケットに入賞させ、各番号に対応したランプを点灯させる。
ランプは4×4マスの形で、ここに配列された番号が縦4つ、横4つ、中央4つと並べば得点となる。この得点によって払い出されるメダル数が変化。16個の玉を巧みに打ち分け、高い得点を狙うゲーム性となっている。一時は専門店も存在するほど盛んであったのだ。
一方の雀球は、アレンジボールに麻雀のゲーム性を組み合わせたもので、アレンジボールのポケットが番号ではなく牌になっているのである。
ゲーム開始時に14発の玉が与えられ、打ち出した玉の入賞した場所によって配牌が決定し、不要な牌を捨てて打ち出した玉が入賞した牌が手持ちの牌となり、手役を作っていく。ゲーム内で役が完成すると、それぞれに応じた点数が加算され、メダルが払い出されるのである。
ちなみに、雀球というゲームの性質上、本来の麻雀より完成しやすい役が存在するために、本来の麻雀より低くランク分けされていることもある。
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