パチンコ2020年は厳しいスタート!? 低迷する「アノ結果」が業界に与える影響とは
2020年のすべりだしは、パチンコにとっては厳しい現実を突きつけられる格好となった。
業界ニュースを発信する「遊技日本」によれば、パチンコ・パチスロの型式試験、いわゆる適合試験において、パチンコの適合数が減少し適合率が34.3%に下落したとのこと。
保通協が発表した試験の実施状況を確認すると、試験結果を交付した70型式のうち、適合が24、不適合が46という結果となっている。
2019年の2月、3月に30%を割るほど低迷していた適合率が徐々に回復し、おおむね50%台前後で推移していたが、11月に再び30%台に突入すると、今回結果が発表された12月には、ここ半年で最低となる数字をマークしたことになる。適合した数だけ見れば、24型式は去年のなかで最も低い数でもある。
今年の1月6日から施行された「天井時短」などの規格解釈基準についての緩和改正により、開発等、現場が混乱しているのか、その影響は定かではないが、パチンコの適合率低迷は非常に気になるニュースだ。
くだんの新たな時短機能搭載マシンもなかなか適合しないような状況になり、せっかく光明がさしたパチンコの熱が冷めたり、未来への期待感が損なわれたりする事態は避けたいところだ。
だが、やはりファンは「ないもの」を求めるのも事実で、認められた範囲内での過激な性能を望み、メーカーはそれを追求せざるを得ないし、「出玉」はファンへの訴求要素の先頭に来るものだろう。
しかし、純粋に出玉を追求しただけでは満足できず、ファンは「もっと」を要求する。P機でいえば「出玉スピード」、6号機でいえばメダル減少を感じさせないゲーム性であったり、有利区間の存在など。こういったユーザーの不満を知恵と技術でなんとかしようと攻めの機械作りをしようとすれば、やはり試験の適合率は不安定になる一方だ。
パチスロなどは、去年の適合率の推移が12.9%~27.4%と3割に届かない状況が1年を通して続いている。適合数は10から20台。最高が12月にマークした22台となっている。
6号機の浸透はいうに及ばず、撤去問題で揺れるパチスロ市場を満たせるとは到底思えないような状況となっている。
この現状で、パチンコも適合率が低下していることに危機感を覚える業界関係者も少なくない。
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