パチンコ「前進し続ける名作」シリーズ!「完成度の高さ」でファンのハートを撃ち抜く!!
ところで、5、6年前は最近なのか古い過去なのか。もう5年も過ぎたかと思う時もあれば、まだ5 年しか経っていないのかと思うこともある。まあ水が半分入っているコップみたいなもので、その時々の見方や捉え方によってまちまちとなるものといえばそうであろう。
ただ、歳を重ねると過去の出来事に拘泥してしまい、「もう」と感じることが多くなる。「ダメよ〜、ダメダメ」も「アナ雪」も「リケジョ」も「佐村河内守」も、6年も前のことなのかと驚きを隠せない。ただ、それはやはり「流行」という名の消費物であるがゆえの事象であり、本物を目の前にしてはそんな感慨が浮かんでこないものかもしれない。
『CR緋弾のアリア』が登場したのは2014年の3月。年齢層の高めなパチンコファンにはほとんど馴染みのない版権だが、パチンコ的な完成度の高さからか人気に火がつき多くの打ち手に知られる存在となったのである。
V-STを搭載した破壊力のある出玉性能と1/300を切る大当り確率のバランスの良さや派手なギミックと3段階で構成されたロングSTで展開する演出群といったハード、ソフト両面から良質さを感じられるマシンとなっていた。
また、くだんのミドルタイプのほか、1/199となるライトミドルと1/99の甘デジの3タイプがラインナップされ、それぞれの確率帯に対応したマーケット戦略も見事にはまった。ひとつのタイプに突出して人気が集中するといった顕著な偏りも見受けられず、どのタイプもまんべんなく高い稼働を維持していたのである。
どのタイプも特図1での確変割合は標準の50%を超えている点や右打ち中の最大ラウンド比率の高さ(ミドルタイプが78%、ライトミドルなら50%、甘デジは25%)といったボリューム感プラス70%を超える連チャン力といったスペック面での魅力がその要因に違いない。
本作の人気を受けて、これまでに第4弾まで継続するシリーズ機となったのであるが、初代の成功にあぐらをかくことなく、不断の努力による改革の姿勢を見せ続けているのである。
それはV-STシステムをあっさり捨て、2作目は転落抽選、3作目は1種2種混合機と時代の流れに沿って変わりゆくユーザーニーズを念頭におきながらフレキシブルに対応するこれまでの経過からも読み取ることができる。
P機世代に突入しても時代との調和を保ちながらも機種としての個性を失わずに前進し続ける名作シリーズとしての道をひた走る。そんなマシンである。
それは、初代登場から「まだ」6年しか経過していないのかと感じさせる本物の空気感がなせる業でもある。
(文=大森町男)
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