パチンコ新台『Pとある魔術の禁書目録』が好調…ヒットメーカー第2四半期決算は「前年比42%減」
藤商事(東証JQS:6257)は10月30日、2021年3月期の第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比41.9%減の66億1700万円、営業損失は33億7300万円、経常損失は33億3200万円となった。前年同期は営業損失13億1900万円で、経常損失は13億7700万円だった。
期間中は厳しい市場環境のもと、新システム「遊タイム」を搭載したパチンコ遊技機『Pリング 呪いの7日間2(2020年4月発売)』、『P遠山の金さん2 遠山桜と華の密偵(2020年7月発売)』をリリース。販売台数は前者が9,900台、後者が6.700台で、総販売台数は16.600台となった。第1四半期に続いて、パチスロ遊技機の販売はなかった。
前年同期はパチンコ遊技機『P緋弾のアリアⅢ 設定付』、『Pリング バースディ 呪いの始まり 設定付』、パチスロ遊技機『S呪怨 再誕 AT』を販売。総販売台数は28,600台だった。
同社は「旧規則機の撤去期限がおおむね1年延長されたことで新規則機への入替需要が先送りされたこと」が販売台数低調の要因と分析。その一方で、上半期は先述の『Pリング 呪いの7日間2』は稼働好調だったとした。
今後の見通しとして、下半期は新規大型タイトルのパチンコ遊技機『Pとある魔術の禁書目録』を市場投入。パチスロ遊技機に関しては下半期以降も6号機市場の低迷を受けて厳しい市場環境が継続するとの予測の上、引き続き型式試験の適合機種確保によるラインナップの構築に努めるとしており、パチンコ遊技機を中心に65,000台の販売を計画している。
また、2020年後半のリリースを予定していた第4弾ゲームアプリについては開発を中止。経営資源を遊戯機事業に重点的に活用するとしている。
2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大によるグループ業績動向に対する影響に加えて、パチンコホール及び遊技機業界の見通しなどの精査が必要なため未定としていたが、現時点において入手可能な情報及び予測に基づき算定し、公表。
これによるとパチンコ遊技機・パチスロ遊技機共に販売台数は前年度を大幅に下回ると予測し、売上高246億円(前期実績251億7200万円)、営業損失10億円(同営業損失20億5400万円)、経常損失10億円(同経常損失47億1900万円)としている。
同社は「ヒト味違う発想で一歩先の“オモシロさ”を目指して!」がコーポレートスローガン。各年齢層をターゲットにした「ジャンル戦略」を推進しており、「ホラー」「萌え」「時代劇」に加えて新たなジャンルの創造にも力を入れている。
その新たなジャンルのひとつが『Pとある魔術の禁書目録』である。導入以来、高稼働を維持しており、SNS上でも盛り上がりを見せているだけに、いちファンとしても今後の巻き返しに期待したいところである。
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