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パチスロ『ミリオンゴッド‐凱旋‐』打ち納めで“奇跡”!?「GODorNOT」…最後に“鬼ヒキ”炸裂なるか

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 ついに神が天に還られるときがやってきました。パチスロ『ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐』が11月を持って撤去の期限を迎えることとなったのです。

 その爆裂性で導入直後から多数の信者を獲得し、今日にいたるまで一切人気が落ち込まないまさに神台。5号機を代表するマシンとしてパチスロ史に永遠にその名を刻んだのです。

 ただ、個人的には『凱旋』でうはうはしたことはなく、座れば1000ハマリは当り前、常に天井を意識するような打ち筋で、たまに早く当ったと思えばほぼ単発。どうやって連チャン・上乗せさせるのかまったくわかりませんでした。

 その意味では、最初に上乗せ演出が発生する『アナザーゴッドハーデス‐奪われたZEUSver.‐』のゲーム性のほうが好みで、思い入れがあるのはこっちです。そんなに打った回数は多くないけど「GOD」2回引いたし、やれるイメージは全然『ハーデス』。

 それなのに『ハーデス』を撤去前にしっかり打つことができなくて、打ち納められなかったんですよね。それもあって『凱旋』はきちんと送り出してやろうかと、そう思い立ちまして、最後の対面に向かったわけです。

 設置は5台。同じように打ち納めに来たと覚しき2人組がイチャイチャしながら台を選んでました。並んで角、角2に座ったので、私は逆側の端台に着席。最後なのでデータだの設定だの野暮なことは言いっこなしです。

 前述のような『凱旋』に対する個人的状況もあったので、もともとこの台を打つときは「GODorNOT」、ゴッドを引くか何もなしかの2つに1つ。1000枚以下は「出てない」と同じなのです。

 さて、打ち始め。まずは1回目のGGをどのくらい早く引き当てられるか。最初のポイントはそこでしたが、意外や意外、300ゲーム以内に右上がり黄7から「5・5・5」が揃います。が、まあやはり単発でした。ビタ1文の期待感もない100ゲーム。ああ凱旋打ってるなって感じです。

 しかし、次の当りが120~30で来て、これも当然のように単発でしたが、3発目も持ちコイン以内で引き当てるなど、初当りに関してはなかなか順調。え? もしかして? 

 なんて甘い誘惑になびきそうになりましたが、ただでさえ設定6なんてほぼほぼ掴んだことないのに、ここ一番のこの状況でそんなことありえるか、と自分に言い聞かせ、逸る気持ちを抑えます。

 パチスロでは、「高設定掴んだかも」と思った瞬間に負けが確定するのです。初代北斗で低確チャンス目から直撃して「6あるで!」と歓喜。しかもそれが北斗揃いで全ツッパを敢行したところ、それ以降まったくBBが引けず、そのチャンス目直撃から得た一撃3500枚をストレートで溶かして心が折れる体験もしました。

 とりあえず、冷静を保ち、それほど特別な感情もないし、持ちコインなくなったらヤメだなくらいに考えていたその時です。

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