甘デジ「77%ループ」で半分が「1000発出玉」の破壊力! RUSH突入率“超高”の「ネオ時短」も搭載されたマシンで波に乗れ!!
パチスロがスーパーヒットを記録し、パチンコでも大きな存在感を示す『交響詩篇エウレカセブン』。パチンコのシリーズ最新作は遊タイム搭載のライトミドル機の甘デジ版として登場した『デジハネPA交響詩篇エウレカセブン HI‐EVOLUTION ZERO』。
ライトミドルと同様に本機にも遊タイムが積まれるなど、ゲーム性のほとんどが踏襲されたまさに弟機と呼べる仕上がりになっている。
ところで、原作のアニメを知らない当初、主人公は男の子でその名前がエウレカだと勘違いしていた。この「お前ちゃうんかい!」誤謬はコンテンツ界隈でわりと見られる現象で、「バカボン」はひげのおっさんではなく一本歯のブタ鼻のほうだし、赤いバイクに乗った少年はAKIRAではない。
しかし、本機のゲーム性はいたってシンプル。初当りの99%は通常大当りとなるが、そこで移行する40回転の時短で引き戻すことができれば100回転のSTに突入する突破型。時短40回で大当りする確率は約33.1%で、STの継続率が約77.2%となっている。
つまり、理論的には初当りの3回に1回でSTへの突入が見込めることになる。主流となっている同タイプの甘デジの中でもハードルが低いほうである印象で、1種2種以外で考えると相当にやれるスペックではないだろうか。
その根拠は突破率のほかに2つ。まずひとつは出玉感で右打ち中の半分が最大出玉となる10ラウンド約1000発の大当りとなるからである。このボリュームと約77%のループが紡ぎ出す爆発力はかなりのもので、RUSH突入時は3000発に迫る出玉を期待できる。
当然「平均」なので、50%の10ラウンドが偏れば少ない当りでも大きな固まりを手にできるし、連チャンが伸びれば1万発も可能な出玉性能となっているのである。
これだけでも充分だが、さらに遊タイムの優位性というメリットが存在。本機の遊タイム発動契機は通常確率で250回転消化と緩めに設定されているので、遊タイムに到達しやすい。しかも、突破型なので遊タイムでの大当り=RUSH突入であり、379回転付与される遊タイム中に大当りする割合は約98%と超激高。
このように遊タイムを絡めたそこからの展開の恩恵によって連チャンや大量出玉への繋がりを見込める機種となっている。初当り後の時短で引き戻せなかったとしても、遊タイムまで200回ちょっとだと考えると再び立ち上がる気になれるものである。
ライトミドルでは電サポが100回とスルーする確率も高い遊タイム性能であったが、甘デジでは高確率で大当りを引ける内容に変更され、より魅力的なスペックメイクを行えたのではないだろうか。
(文=大森町男)
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