パチンコ『北斗無双』撤去後のホールを救う!?「新時代の大黒柱」となり得る「激アツ新台」が満を持して登場!!

　2021年はパチンコ業界にとって、節目ともいえる年でございます。それは、パチンコCR機が年内をもって全て撤去されるからに他なりません。パチスロも同様の状況でございますが、今回はパチンコに絞ってお話させていただきます。

　話の中心になるのは、やはり現役最強の爆裂マシン『ぱちんこCR真・北斗無双』でしょう。これは我々ユーザーにとって大きな痛手ですが、ホール側も同様。これほどまでに集客を見込める人気機種の引退は、営業面で大きな穴が生じてしまう事に繋がりかねません。

　長年「パチンコの定番」として親しまれてきた『CRスーパー海物語 IN 沖縄4 MTC』の撤去も、ホールにとっては営業を支える「大黒柱」を失うようなものでございます。

　Pワールドの調べでは、4月23日時点で『沖縄4』の設置店舗数は5072店舗でランキング第4位。CR機としては破格の導入率70％を記録しております。これだけ圧倒的なシェアを誇る看板機種が、年内に全てホールから消えてしまう…。そう考えるだけで恐ろしい事態です。

　両機の引退は大きな影響を与えると思います。さらに今年の場合は、旧規則マシンが軒並み撤去となりますから…これまで以上の重大な問題が生じるかもしれません。

　もちろん現在ホールではP機が好評を得ており、高稼働を実現している優秀マシンが多く存在します。大幅なユーザー離れは防げるかもしれません。その点では、パチスロよりは深刻ではないのかもしれませんが…。

　そのような状況の中で、業界の希望となるビッグニュースが飛び込んで参りました。先述した『沖縄4』の後継者となり得る大物マシンが始動。三洋物産が新台『Pスーパー海物語 IN 沖縄5』のリリースを発表したのです。

　気になるスペックですが「沖海の最高傑作」というだけあって、非常に魅力的なマシンに仕上がっております。大当り確率は約1/319.6のミドルタイプ。王道の確変ループはそのままに、新枠「ビビッドピンクVer.」を採用しての堂々たる風貌で紹介されております。

　確変割合は前作と同様に60％。電チュー大当り時の時短回数が「120回」に増量し、引き戻し期待度がアップしている点も特徴です。大当りは10R・2Rの2種類のみで、お馴染みのシンプルなゲーム性は健在となっております。

　また、演出面に「2R確変」に専用モード「エイサー祭り」が追加。「当れば確変」というゲーム性で期待感が上昇しているようですね。『CR大海物語4』で好評だった振動演出「じんべぇチャレンジ」が採用されているほか、「選べる4モード」も進化している模様。多彩なゲーム性が打ち手を楽しませてくれそうです。

『Pスーパー海物語 IN 沖縄5』のリリースは7月14日の予定。偉大なる先代に続く新王者の誕生。その日がくるのを楽しみに待ちましょう。

（文=ミリオン銀次）

<著者プロフィール>
　ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。

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