パチンコ『ダンバイン』級の爆速STマシン誕生!? 一瞬にして「3万発」…超連チャンを生む革命機が覇権争いに参戦!!

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、設定パチンコの先陣を切った革命機がP機の序列を覆し「V」を並べるべく出撃した『Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2』（以下ヴヴヴ2）だ。

　前述のとおり設定搭載が注目された機種なのだが、フタを開ければ設定よりもあえて潜確割合を多くすることでその分を継続率に上乗せした連チャン力を武器にファンを魅了。苦労の末に辿り着いたRUSHのカタルシスが最高である。

　これまでのシリーズでは大当り確率が1/200を切る遊びやすい確率帯での登場となっていたが、この『ヴヴヴ2』では1/319.7とミドルタイプに階級上げし、トータル継続率約90％、右打ち中の40％が1000発出玉とスペック面で大幅なスケールアップがなされている。

　また、潜確を組み込んだ基本的なゲーム性は変わっていないが、これまでのように電サポモードを何回もトライするような複雑なものではなく、1回電サポ入ってのアリかナシかで決着するような流れとなる。

　初当り時は半分が確変で半分が通常の割合となり、確変内の12％が潜確となる可能性がある。その際は、電サポ8回転モード「革命の刻」へ移行し、その後に潜伏する流れ。

　見た目としては、V図柄揃い（10ラウンド確変）以外の大当り（初当りの75％）は「革命の刻」に回り、内部状態によって電サポ8回転以降の行き先が変わるようになる。

　フル電サポ付きの大当りなら確変は「革命ヘブン」に、通常なら100回転の時短「リベンジモード」に突入するが、確変・通常を問わず電サポ8回転の振り分けを引いた場合は電サポのない「革命の夜明けステージ」へ移行する。

「革命の夜明けステージ」はいわゆる潜確を示唆するモードで、内部確変なら62回転までステージが継続するので途中ヤメは厳禁である。また、潜確中に確変を引いた場合は必ず電サポ70回が付与されるので潜確ループは発生しないが、通常大当りが50％含まれているので、「革命の夜明けステージ」で当ったからといって必ずRUSHに突入するものではないので注意しよう。

　本機のRUSHはST70回転の「革命ヘブン」と時短10000回転の「超革命ヘブン」の2つが存在。前者のループ率が約89.2％で、後者はほぼ次回大当り濃厚。そのトータルの継続率が約90％となるのである。

　右打ち中は94％が確変と電サポ大当り時に確変が約束されているものではない。しかし、残りの6％の通常大当りは、すべて10000回転時短となる特徴的な振り分けによって本機のRUSHが形成されている。

　もちろんその高機能RUSHから繰り出される連チャンパワーは強力で、「235連撃3万5000発超え」「終日5万発」「3日連続2万発オーバー」とその力を盛大に発揮。さらには「一瞬にして3万発」など、1種2種混合機が圧倒するスピード戦線においてST70回でも遜色ない出玉速度で対抗しているのである。

『Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2』は、ST爆速連チャン機種の名を『ダンバイン』から受け継ぐことのできる正統後継マシンとなるのではないだろうか。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

【注目記事】

■甘デジ「49連2万9000発」を達成…「継続率約77%」「最大1600発」数少ないCR機の「爆発力」が驚異!?

■パチンコ新台『牙狼』注目の「魔戒CHANCE」全貌が明らかに！ 「継続＝3000発」の激アツ要素に熱視線!!

■パチスロ5号機以上の「自力感」!? 「ヒキで大勝ち」を狙える6号機を特集!!