パチンコ「爆乗せ性能」で「一撃3万発」も余裕!? 「モリモリ増える」と話題の「超RUSH」を体感せよ!!

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。

　今回のピックアップマシンは、「無双」タイトルの新機軸がニューギンから登場！　「ドラゴンころし」を彷彿とさせる重量感を備えた出玉性能が無限の可能性を感じさせる『Pベルセルク無双』（以下ベルセルク無双）だ。

　本機は小当りRUSHを搭載したミドルタイプの確変機。大当り確率が約1/319.7で確変突入率が75％と最近の出玉に特長を持つ機種のなかでは第一ハードルの低さが目につく。とはいえ、初当りからの小当りRUSH突入率は7.5％と厳しい設定。さらに25％の通常大当りでは1回転も時短が付与されないのである。

　しかし、一度確変に突入すれば小当りRUSHの突入割合が75％に大幅アップ。初手で小当りRUSHを獲得できなかったとしても、2回目以降で確変を引き当てれば、それすなわち小当りRUSHとなるのである。

　その小当りRUSH「ベルセルクEXTRA」は「最狂RUSH」を自負する圧倒的な出玉感が持ち味。小当り確率が1/1.07とほぼ毎回転のように発生し、15個賞球のアタッカーに玉が吸い込まれる。確変中の大当り確率は1/45.0で、1回の小当りRUSHで獲得できる期待出玉は約1000発となっている。

　単純に小当り確率で大当り確率を割ったものに15個賞球を掛けると630発となるので、1回の小当りで複数個の入賞が期待できる。「当りが浅くてもモリモリ増える」とやはり出玉力は強大で、「200ハマれば5000発」といった声も聞かれた。

　なかには「19連で3万6500発」と爆発的な出玉記録をマークする強者も存在。逆に「3連でも5000発」「6連でも9000発」と連チャン数がビビッドに出玉と比例しない点も小当りRUSHの魅力だろう。要は、2連チャンで終了しても確変で300ハメれば7000発以上出ることもある。

　ちなみに、右打ち中も通常大当りを引くと時短なしで通常モードに直帰する仕様となっている。完全に小当りRUSHへすべてのスペックリソースを割いていて、清々しいほどまでに小当りRUSHを引き当てないと意味のないゲーム性となっているのである。

　したがって、遊タイムも非搭載。通常時にどれだけハマろうと救済措置はないので気をつけよう。その分、ホールの扱い方も緩やかで、導入当初から親の仇みたいな状態となっているパターンは少ない印象である。

　本機はまた、右側の状態によって出玉状況もだいぶ変化するので、盤面のチェックはしっかり行いたいところ。いまはだいぶ落ち着いてきた印象だが、稼働が良好に推移しているので、店の扱い方も良いように作用しそうである。

　ともかく、これまで小当りRUSHといえば『ガンツ』一強であった時代から針を進めることに成功したこの『Pベルセルク無双』の存在感は大きいもので、次世代小当りRUSHのエースとなりそうな予感もする。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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