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パチンコ「11万発」情報や「激アツ出玉×高ループ」も話題に!フィールズ売上高は前年同期比「879.3%」増で黒字に浮上

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 最大のウリである「超GANTZ EXTRA」の威力を発揮。遊技機の企画開発及び販売等を手掛けるフィールズが発表した『ぱちんこ GANTZ極』(オッケー.製)は、「11万発データ」も確認されるなど大きな反響が寄せられた。上半期のパチンコ分野を大いに盛り上げた1台だろう。

 さらには人気マンガ『ベルセルク』とのタイアップ機も発表。『Pベルセルク無双』(ニューギン製)は、期待値は2000発(10R+SUPER小当りRUSH)の「ベルセルクEXTRA」が出玉のカギを握る。この出玉の塊が75%でループするという、強烈な一撃を有した仕上がりだ。「4万5000発をゲット」といった報告も浮上するなど、ポテンシャルの高さを見せつけた。

 パチスロ分野でも話題作を発表。ユーザーからの注目を集める同社だが、8月5日には2022年3月期の第1四半期連結決算を発表している。

 売上高は前年同期比879.3%増の229億3,000万円で、営業利益は3億7,800万円、経常利益は5億5,900万円、純利益は3億3,800万円。前年同期の売上高は23億4,100万円、営業損失は24億300万円、経常損失は23億8,300万円、純損失は29億1,000万円だった。

 当期のパチンコ業界は、前年により数次に渡って発出された緊急事態宣言等による政府や自治体からの自粛要請を受け、万全の感染防止対策を講じて営業努力を続けている。また、2018年2月の遊技機規則改正から約3年が経過した中でファンの期待に応える遊技機が提供され、ホールの購買意欲が高まったことで市場総販売台数は約40万台と、前年同期比で倍増したという。

 同社のPS事業では、パチンコは『ぱちんこ GANTZ極』、『ぱちんこ ウルトラマンタロウ2』の2機種(どちらもオッケー.製造)。パチスロは『パチスロ 百花繚乱 サムライガールズ』(エンターライズ製造)の1機種を販売。第2四半期に渡って納品される『Pベルセルク無双』(ニューギン製造)、『P宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(ビスティ製造)の販売も開始し、現在も継続している。

 これらの結果、パチンコ43,947台、パチスロ6,474台、計50,421台を販売。前年同期のパチンコ2,858台、パチスロ484台、計3,342台を大きく上回る販売台数で増収増益となり、黒字に浮上した。

 このほか、円谷プロダクションでは国内ならびに中国におけるマーチャンダイジングが順調に推移。デジタル・フロンティアではCG映像制作を担当した映画「竜とそばかすの姫」が公開されたことに加えて、国内大手ゲーム会社を中心としたCG映像制作や、NetflixからのVFX映像制作の受注により、順調に業績を伸ばした。
 
 今後については、先述した『Pベルセルク無双』、『P宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のパチンコ2機種と共に、『うしおととら 雷槍一閃』(大一商会製造)の1機種も販売を開始しているとのこと。第3四半期までの納品予定機種についても概ね型式試験に適合済、或いは申請済であり、それらの納品台数最大化に資する販売施策の計画を鋭意進めるとした。

 なお、連結業績予想については5月発表から変わらず未定とし、市場環境を見極めながら合理的な算定根拠の収集を続け、予想の開示が可能となった段階で速やかに公表するとした。

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