パチンコ「CR機全盛期」に人気を博した名機…「ハネモノとデジタル」の融合!!
今回は2011年にアムテックスからリリースされた『CRホー助ミニ』でまったりと遊んできました。ホー助といえば、そのルーツは1997年まで遡ります。
CR機全盛時代に現金機として孤軍奮闘したのが平和の初代『ホー助くんDX』であり、本来ならばこちらを遊技したかったのですが日程の都合で断念。またの機会に持ち越しです。
ホー助はハネモノ+デジタルという当時でも少なかったタイプの遊技機として大ヒット。ハネに拾われた玉がV入賞すればデジタルが始動しそのデジタルにVが表示されれば大当り。1R(20%)=約150個か16R(80%)=約2400個の出玉を獲得できる権利物でした。
確変こそありませんが時短による自力連チャンも強力で、大当り終了後は羽根解放時間が通常の0.6秒から10倍の約6秒に。これが羽根解放10回まで続くのです。
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回転体には4つのハズレ穴がありますが羽根が6秒も開けば玉がポコポコと何発も入りますからね。毎回のようにデジタル始動の大チャンスとなり、メインデジタルのV確率も約1/8.7なので連チャンに繋がることも多いのです。
止め打ちで回転体を狙い撃ちし、V入賞率を大幅アップさせる攻略ネタもありました。しかし、それでも大量設置しているホールも多かったですね。その人気は長らく衰えませんでした。
稀に1Rが続いて泣きを見ることもありましたが、メインは16Rでしたから連チャンすれば出玉の増加も速い。それも大きな魅力でしたが、正にその辺は盟主平和の成せる業ではないでしょうか。
平和といえば昔からこういった権利物や電役、一発台などのアナログが絡んだ遊技機には非常に定評があります。ホー助に限らず『ビッグシューター』や『トキオ』、『バレリーナ』、『サイクロン』など名機揃い。めっぽう強い印象です。
この手の遊技機をシリーズ化したり途切れることなく定期的にリリースしているのは、平和と最近では豊丸くらいでしょうか。直近では『Pうまい棒4500~10500』のスマッシュヒットが記憶に新しいところですが、そこにも平和のブレない姿勢がはっきりと伺えると思います。
ホー助は2002年に『CRキングホー助』、2011年に『CRホー助ミニ』、2019年にも『Pホー助くん』をリリースし現在もホールで活躍中です。
今回のホー助ミニは、大当り6R固定の甘デジを意識したタイプで気楽に遊べるタイプの権利物。もちろん連チャン性能も備えており約78%という高継続率です。今回の実戦でもサクッと連チャンを楽しめました。
うまい棒のヒットで賑わいをみせているアナログ機ですが、更なる盛り上がりに期待したいところです。 そういう意味でも平和、豊丸以外のメーカーさんにも是非期待したいと思います。
(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。
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