パチンコ「バトル勝利＝2400発」の大量獲得機が間もなく引退…17万発マシンに受け継がれた爆裂に感謝!!

　今年のパチンコ分野を振り返ってみると、「爆裂」に歓喜した1年だった強く感じます。5万発レベルの大量出玉を狙えるマシンが数多く誕生。まさに大豊作と表現しても大袈裟ではない「当り年」です。

　その中でも派手なパフォーマンスを披露しているのが『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』。P機で実現可能なスペックの限界を攻めたとも言える「3000発フラグ×約81％継続×右ALL1500発」を武器に、凄まじい結果を次々と生み出しました。

　デビュー当初から景気の良い出玉報告が続出。遂には「17万発」というパチンコ史に残るレベルの爆裂データも浮上し、多くのユーザーへ衝撃を与えたのです。P機トップクラスの爆裂機として、来年も引き続き活躍してくれるでしょうが…。

　その一方で、間もなく撤去されてしまう『機動戦士ガンダム』シリーズも存在。先述した後継機がバリバリ好稼働のため影に隠れてしまっていますが、CR機として登場した過去作も魅力的なマシンが数多くありました。

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　中でも個人的に好きだったのが『CRF機動戦士ZガンダムR』です。本機は継続率の上限65％規制の中で生み出されたマシンですが、それを差し引いても余りあるパワーと魅力を兼ね備えております。

　大当り確率1/319.7のミドルスペックで、確変割合が「ヘソ50％・電チュー65％」の次回ループタイプ。確変モード「BATTLE OF Z」は、「バトル勝利＝2400発」というシンプルかつ超強力な仕様です。

　バトルに敗北すれば「3R大当り（450発）+確変終了」となります。バトルの勝敗で獲得出玉に天と地ほどの差（450発or2400発）がある点も、打ち手を熱くさせる要素の一つといえるでしょう。

　また、確変終了後は「時短100回」が付与されるので引き戻しも十分に可能。上手い具合に連チャンを繋いで、2400発を複数回射止めることができれば万発クラスは余裕で達成できます。さらには「一撃5万発」を超える超出玉を吐き出すことも珍しくなかった印象です。

　スペック面の他にも、原作ファン必見の演出や役物ギミックが豊富に搭載されている点も魅力。特に森口博子が32年ぶりに同タイトルとコラボした曲「鳥籠の少年」は、最高にカッコいいと感じました。

　本機を打てるホールはPワールド調べで僅か18店舗（12/16現在）。非常に少ないですがお近くのホールに設置されていた際は、最後の思い出作りに遊技してみるのも一興かもしれません。

（文=堀川茂吉）

<著者プロフィール>
　オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。