パチンコ「右ALL2400発」など出玉で魅せた傾奇者との別れ…CR黄金時代に華を添えた名機に感謝!!
2007年に鮮烈なデビューを飾ると瞬く間にパチンコ界を席巻した爆裂マシン『CR花の慶次』。2000年以降の近代パチンコを代表する機種として長期間ファンに絶大な支持を得ているなどといまさら言うまでもありません。
正直それほどメジャーではないマンガ版権がここまでパチンコでヒットした要因として第一に挙げられるのが出玉性能です。確変割合が80%という高継続率と大当り約半分が最大出玉となるボリュームで数々の爆裂伝説を打ち立ててきました。
この『慶次』シリーズは10作以上リリースされ、どれも高い人気を獲得していますが近年で特に評判となったのが『CR真・花の慶次2 漆黒の衝撃』です。元となる『CR真・花の慶次2』から出玉力をアップさせたこのマシンは導入後にじわじわと注目を集め、高い稼働力を誇ったのも記憶に新しいところ。
基本的に赤を基調とする『慶次』の台にあって漆黒に染まる筐体もインパクト抜群で、いつもとは違う雰囲気を醸し出しているのもポイントです。
【注目記事】
■パチスロ「5000枚突破」も現実的…6号機最高峰マシンは「各種演出」に着目
■パチスロ「リアルボーナスが最大90%」でループ…神撃の出玉性能を有する連チャン機が間もなく引退
そして、この機種の最大の魅力といえばなんといっても2400発出玉。しかも右打ち中はすべての大当りでこの規定極限のボリュームある出玉を獲得できるという激アツ仕様。確変継続率は約65%ですが、この『花の慶次』が培ってきたイメージがそうさせるのか、転落抽選による理屈ではない連チャンを発揮する場面も多い印象となっています。
この『真・花の慶次』は3部作で今年1月に登場する『P真・花の慶次3』にて真シリーズが完結するというタイミングもドラマチックですよね。真シリーズの初代でいえば、メインのマックスタイプはすでに打てませんが、ミドルタイプや甘デジはまだ打てるのでタイミングが良ければ真3部作を一気に打てるかもしれません。
甘デジといえば、初代をリブートした『CR花の慶次X~雲のかなたに~』の甘デジバージョンも根強い支持があり、残存しているホールが多い機種。『99ver』と『129ver』が存在しますが、どちら人気抜群です。
特に『99ver』はほとんど『129ver』と変わらない性能で甘デジとしては規格外の出玉感を味わえます。ST75回+時短25回の連チャンモードで、25%以上が最大出玉となる1000発オーバー当りがトキメキの『慶次』連チャンを生み出すのです。
バトルモードのなかでも「城門突破」や「敵軍殲滅」など戦国時代に特化した演出で一味違う戦いの面白さをファンに示し、CRの黄金時代に華を添えてくれた名機と呼ぶにふさわしいシリーズ機。本当にありがとうございました。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
PICK UP NEWS
Ranking
5:30更新- 過去のトラブルを話題にするファンも… 「パチ屋の裏研修」メンバー突然の脱退にファンも「一番好きだったのに…」など悲しみの声!【パチンコ・パチスロ話題のNEWS】
- パチンコ『北斗の拳シリーズ』最新作の必見情報!
- 「コンプリート連発」など パチンコ分野で「激アツLT機」が驀進!!
- 『東京リベンジャーズ』(パチンコ・パチスロ)も話題の大手サミー「一撃9万発」マシン新SPECも発表か?
- ギャラは「女性演者の半分以下」? 超大御所パチンコライターの“ゼニ事情”が話題!
- 賞金総額300万円相当「全日本麻雀覇道戦」開催中!
- 【新台パチンコ】最強の2段階スペックで「3,000個搭載の約86%ループ」を実現!
- 「約3時間でコンプリート」など新台『e北斗の拳10』好スタート! 2024年も甘デジ帯で「5万発」など存在感は抜群!!【サミー2024年上半期】
- 【SANKYOパチンコ】遊びやすいのに出玉は「ミドル級」超甘デジなどが話題に!
- 【新台】199でRUSH=期待出玉12000発超! ニュータイプのパチンコがパチスロ名機『ドンちゃん』シリーズで登場
- 外務省が”犯罪行為”と断言「ベトナムパチ&スロ」について大御所ライターが注意喚起