「甘デジならでは」の醍醐味を満喫！ 最高の展開で10000発ゲットなるか

5回の初当りで1万発の出玉を目指す「甘デジ万撃チャレンジ」

　RUSHの突破チャレンジ演出に見立てて時短1回＋保留4個の抽選を初当り5回に置き換えて挑戦しているわけであるが、当初、50％の突破率とはいかないまでももう少し順調に達成できると思いきや、目標到達までにかなり苦戦を強いられている。

　早い段階で1万発の出玉を獲得し、景気よくこの企画を続けたいが、人生とパチンコは思い通りにいくことがない。とはいえ、今回こそは必勝を期するべくがむしゃらに立ち回りたい所存である。

　そういうわけで最初に打つ機種は『ぱちんこGANTZ:2 Sweetばーじょん』。出玉のパンチ力は当然のこととして、何しろ相性の良い台なのである。必ずや期待に応えてくるはずと打ち始めると、なんと2回転で緑保留に変化した。

　その後、連続演出×3や金カットインなどをあれこれ盛り込みながら赤保留まで成長すると来ましたエアがプププと発生。千手観音から当然の大当りで、さらに50回転の時短もあっさり突破するなど最高の展開を迎えた。こういったラッキーも甘デジの醍醐味と言えるであろう。

　RUSHでは、7テンからEXTRAを引っかけると「21」まで数字を伸ばし2000発オーバー。通常の確変に落ちるとすぐに通常大当りを引くご愛嬌があったものの、1回目の初当りとしては上々の出来である。

京楽産業.の爆裂ライトに挑戦

　今日は京楽に光明があるかもしれないと続いて『ぱちんこウルトラマンタロウ2超決戦LIGHTver.』を打つことに。この機種も初打ちでウルトラの父が出現しV3ボヌスをゲットするなど印象は悪くない。

　その効果を発揮してか、30回転ほどで素早くスーパータイラントボーナスを獲得しバトルモード直行の神展開となった。しかし、ここで勢いのままに流れを掴むことができないのが町男なのである。80％を2連でフィニッシュさせ1000発ちょいの成果。

　なんとなく雰囲気が悪くなったので京楽路線はやめ、『Pターミネーター2～連撃FULL AUTO VER.～』を選択。確変に突入すればほぼ2000発の出玉を期待できる。実に頼りがいのある男である。

　今度は初当りまで140回近くを要したし、35％の確変を引き当られない事態となったが、電サポ50回転終了時にまさかの確変昇格で、望みを繋げることに成功。ひゃっはー、これでほぼ10連濃厚やぁと調子に乗っていたらまさか5回目で通常転落からの50回転で電サポ終了。

　引くかね、ここで8％引くかねと自分を責め立てること約10分。一発逆転の『P大工の源さん 超韋駄天LIGHT』に座るとこれまた6回転ほどで大当りを射止めるもラウンド演出で残り1体を倒せず通常モード直帰。世界で一番虚しく悲しい瞬間である。

　偶数とはいえ赤図柄でRUSHに入らないのどうにかしてほしい。赤い図柄はエラいと刷り込まれている世代なので無意識に確変だと喜んでしまい、そっからの非突入で落胆の下げ幅がエグいのである。

　さて、気がつけば挑戦権もラスト1回。もう再びの逆転満塁ホームランを狙うしかないと選択したのが『ぱちんこAKB48桜LIGHTver.』。正直、本企画初回の一撃6000Hitsの味が忘れられず、ついつい頼ってしまう。

　しかし、二匹目のドジョウがそうそういることはなく、8回転で初当りしたもののRUSHには入らず、心も出玉も満開を迎えることはなかった。

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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