パチンコ「エヴァ・リゼロ黄金時代」がついに終焉？ かつての絶対王者『牙狼』、シリーズ最新作で復権なるか

王者の牙城を崩す最有力候補は…

　これまでの常識を覆す業界初の「スマートハンドル」が大きな反響を呼び、スペック面も遊びやすさと出玉感を兼ね備えた優秀性能でファンを魅了。ビスティから登場した『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』は昨年12月のデビュー以来、ホールの主軸機種として圧倒的な人気を誇っていますが、そんな「エヴァ黄金時代」がついに終焉を迎えるかもしれません。

　絶対王者『エヴァ』の牙城を崩す最有力候補として名が挙がっているのが、サンセイＲ＆Ｄの最新タイトル『P牙狼 GOLD IMPACT』で、ファンからは「これは覇権間違いなし！」「牙狼の時代が再び！」と早くも期待の声が相次いでいます。

　先日公開されたショート動画によると、スペックは大当り確率1/319のミドルタイプで、RUSH突入率は50％。RUSH中の実質確率は1/1で、RUSH継続率は81％、そして通常時・RUSH中ともに大当りはオール約1,500個、RUSH突入時は約3,000個の出玉が保証されるという破格のスペックとなっています。

　通常時の回転数に影響を及ぼすヘソ賞球数に関してはまだ不明ですが、このスペックを見る限りではほぼ間違いなく1個返しかと。となると、勝ち負けを左右するボーダーラインはかなり低めで、等価ボーダーはおそらく16回転ぐらいでしょうか。

　ちなみに、『エヴァ未来への咆哮』の等価ボーダーは17回転後半、最大のライバルである『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』（大都技研）は15～16回転だと言われているので、『牙狼 GOLD IMPACT』はこの2機種の中間ぐらいの甘さだと予想されます。

旧MAX時代の初代へ限りなく近づいている

　甘いからといってヒットするとは限らない…というのは百も承知ですが、今回の『牙狼』最新作の特筆すべきポイントは、先代『P牙狼月虹ノ旅人』のネガティブポイントを見事に払拭した点であり、それと同時に旧MAX時代の『初代牙狼』のスペックに限りなく近づくことに成功しています。

『P牙狼月虹ノ旅人（GIGA GHOST Ver.）』は、ヘソ当選時のRUSH突入率が50％～53％で、これに漏れると450発～900発の出玉のみで時短も付与されません。このような“一か八か”のスペックは『牙狼月虹ノ旅人』に限った話ではありませんが、やはりRUSH突入約70％（時短100回での引き戻し含む）の『エヴァ未来への咆哮』や、大当り出玉オール1500発かつRUSH突入（55％）で3000発保証の『Re:ゼロ』と比較すると、ギャンブル性の高さは明白ですよね。

　その射幸性こそが『牙狼』の魅力ともいえますが、このスペックで勝ち負け関係なく遊べる人間はヒキの強い剛腕か、資金に余裕にあるブルジョワ、あるいは使ってはいけないお金にも手を出してしまう超絶ギャンブラーのいずれかでしょう。筆者のような引き弱で一般庶民のパチンカーでは、到底太刀打ちできないです。

　ちなみに、この間の実戦では、通常5連単という仕打ちを受けるハメに。貯め込んでいたパチスロ貯金があっという間に消え失せたわけですが、そんな牙狼弱者（？）の筆者でも打てそうなのが、『P牙狼 GOLD IMPACT』！　『エヴァ』や『Re:ゼロ』よりも突入率は低めですが、出玉面に関しては「継続率81％・大当り出玉すべて1500発・RUSH突入時は3000個保証」と三拍子揃っているだけに、他機種に流れたファンを奪って再び王者へ君臨…なんてことも十分に考えられます。

　気になる導入日は、2023年1月を予定しているとのこと。新生『牙狼』の登場が今から待ち遠しい限りです!!