甘デジ「自力突破のVクルーン」で極上の緊張感を味わえる! ミステリーホラーとのパチンコタイアップ機を振り返る
「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、学園ミステリーホラーアニメとのタイアップ機『CR Another FPW』(藤商事)について書いていきたい。
【スペック】
■実質大当り確率:1/89
■V Challenge小当り(左打ち):1/165 ※V Challenge発生率:1/85(1/1.94でV入賞)
■Another Time継続率:61.0%
■ラウンド・カウント数:5R or 6R or 10R or 11R or 15R or 16R・上:10c、下:8c
■大当り出玉:約280個 or 約560個 or 約840個
■賞球:4 & 1 & 3 & 6 & 7 & 13
初当りは2つのルートから狙える!?
スペックは「図柄揃い」と「V Challenge」の2つのルートから初当りを目指す1種2種混合タイプ。約6割で出玉獲得のメインとなる「Another Time(以下、AT)」へ突入し、その継続率は約61%となっている。
連チャン性能はそこまで高くないが、スペックは比較的遊びやすく、ゲーム性が好きで打っていた方も多いのではないだろうか。
役物からの「V Challenge」がユーザーを虜に!?『Another』の歴史
『Another』は、2006年~2009年まで連載された、綾辻行人による日本の小説作品。その後、小説「Another エピソードS」や「Another 2001」、漫画「Another」が連載され、2012年1月にはアニメ化となった。
一躍話題となり、17年3月にはタイアップ機として『CR Another FPS(1/169)』と『CR Another FPQZ(1/194)』がデビュー。17年10月には、今回の『CR Another FPW(1/89)』がリリースされた。
パチンコ『Another』シリーズすべてにいえることだが、自力突破の「V Challenge」こそが本シリーズ最大の魅力ポイントである。特に本機は高頻度で「V Challenge」が発生し、約1/2でVに入賞するかどうかの緊迫感を何度も堪能することができるのだ。なお、上位版の「超V Challenge」であれば、V入賞でAT濃厚となる。
筆者も本機のようなホラー系パチンコは大好きで、この「V Challenge」がやりたくて何度もトライした。現役時代は大勝ちこそできなかったが、設置されていたら今でも打ちたいと思えるマシンのひとつだ。