「超速極まる甘デジ」や約83％継続の人気パチンコが降臨!! ―ヒットメーカー2022年の軌跡―

　役物機である『CR天龍』が大ヒットを記録。3段クルーンを搭載した本機は、刺激的な遊技性＆一撃性によって多くのファンを魅了した。その後も新たな要素が追加された『P天龍∞2』が登場し、上々の反響を得ることに成功している。

　そんな『天龍』の後継機と思われる『P天龍∞SEVEN R』が検定を通過。早くも注目を集めている状況だ。ファンが期待するような個性の強い仕上がりで登場するのだろうか。続報か楽しみである。

　巧みな表現力で数々の名機を輩出してきたマルホン工業。そんな同社は2022年も、“らしさ”が強く伝わるマシンを発表している。そんな機種たちを振り返ってみたい。

『P真シャカRUSH Jr.』

■ヘソ大当り確率：1/117.2
■CZ突入：1/1875
■合算確率（大当り+CZ）：1/110.3
■高確率（大当り+小当り合算）：1/25.3
■賞球：1＆4＆3＆11
■カウント「大入賞口上（V）」：9カウント
　　　　　「大入賞口」：10カウント
■RUSH突入率（引き戻し込み）：約58％
■電サポ回数（大当り後）：小当り変動1回まで（一部で小当り変動10回まで）
　　　　　　（CZ突入後）：時短1回
■遊タイム：低確率時300回転消化で突入
〇〇〇

　根強いファンを持つ『シャカRUSH』シリーズの甘デジタイプ。大当り及びCZ突入を合算した確率は1/110.3で、トータルRUSH突入率は約58％だ。真シャカRUSHのトータル継続率は約83％を誇る。

　天昇チャレンジでのガチ復活役物抽選はラスト3秒の「シャカの手」が甘くなる「慈悲の3秒」を搭載したことで、役物突破確率が大幅アップ。低確率時300回転消化で、例外なく真シャカRUSHへ突入する游タイムも稼働に影響を与えた要素だ。

『PA獅子王Jr.99』（マルホン工業）

　4月に「全てのパチンコファンの願いを叶えました」と宣言した超速極まる『P獅子王』が登場。本記事でピックアップするのは、メイン機種の特徴を継承した甘デジスペックだ（11月デビュー）。

　大当りの大半が確変（34回のSTモード）に突入し、通常大当り時は10000回の時短が付与。連チャン中は確変よりも通常大当り（時短10000回）がアツい仕様で、RUSHの継続率は約71％となる。

　電サポ中は0.5秒の高速変動が展開。変動開始からラウンド消化までにかかる時間はわずか1分と、甘デジ帯でも爽快感ある連チャンを堪能できる仕様だ。

　同日には『PAゴールデン鳳凰∞Jr.99』も降臨。スピードRUSHと役物による継続抽選で注目された『Pゴールデン鳳凰』の甘デジスペックで、大当り確率約1/98.7・RUSH突入率約66％となっている。

　本作はスタートから10秒以内に決着する仕様。非当選時は3穴クルーンによるガチ抽選「転生クルーンチャレンジ」に移行し、ここでV入賞を果たせばBIGボーナスと∞ゲーム継続が約束される。役物チャレンジの成功率は1/3.3だ。

　転生クルーンチャレンジによる引き戻しを含めたRUSHの継続率は約83％。BIGボーナス比率は36％と、甘デジ帯としては上位の性能を実現したと言えるだろう。軽くなっても強烈な要素を有した仕上がりだ。