甘デジなのに「10R1500発」大当り搭載… 隠れた最強「出玉特化マシン」で万撃を狙う!

隠れた最強「出玉特化マシン」で万撃を狙う!

P神・天才バカボン~甘神SPEC~』がヤれまくる、甘デジの出玉じゃないと評判になっているが、どうにか1回は「万撃チャレンジ」を継続率より出玉優位のスペックで達成したいものである。

 そこで今回、『デジハネP蒼天の拳 双龍』に白羽の矢を立てた。『蒼天の拳』は『北斗』や『無双』のシリーズに比べるとあまりファン馴染みのしない機種かもしれないが、「デジハネ1500シリーズ」の本機には夢と力が備わっているはずだ。

 ただ10ラウンド1500発を搭載しているだけではない。「右打ち中は大当りの50%が」という冠詞がつくのである。甘デジでもこのフレーズ自体はよく聞くものだが、「最大ラウンド」や「10ラウンド」と言っても1000発に満たない台が多い。

 そこへきて本機は1500発とリアルに規定最大の出玉量となっている。その事実だけでもボリュームだけでいえば甘デジの頂点といっても過言ではないのである。期待しないわけにはいかないのだ。

 打ち始めると幸先よく12回転で初当りをゲット。基本は40回転の時短モードに移行する突破型のゲーム性なので、ここからが本番。なのだが、消化スピードも早くテンパイ率も低いのであっという間に駆け抜けることもザラ。

 1回目も2回目も時短を華麗にスルーして早くもチャレンジに暗雲が立ち込める。リーチすらかからない時短消化に心が揺らぐのだ。『ぱちんこCR真・北斗無双 夢幻闘乱』からこの流れができたような印象だが、演出を含めたこのパッケージ、本当に当る気がしないものである。

 だが、三度目の正直とばかりに3回目の初当りで、ギリギリ時短38回転目に引き戻しを成功させることができた。しかも復活パターンだったので喜びもひとしおである。

天国と地獄の50:50が待ち構えている

 しかし、この『デジハネP蒼天の拳 双龍』、そう甘くはない尖り方のスペックで、引き戻してRUSHに入れても半分が2ラウンドでST20回+時短20回転の振り分けになっており、RUSHとはいえ出玉も連チャンも厳しい状況が続くのである。

 RUSHの機能はSTといっているが、大当り確率は通常時とほぼ同じなので、結局電サポの回数が継続率のカギを握る。したがって、反対の50%を引かないと突破チャレンジの時短40回転と変わらない状態なのだ。

 ちなみに、そちら側の構成は、10ラウンド(1500発)でST20回+時短80回が25%、10ラウンド・ST20回+時短629回が25%となっている。前者は約64.9%、後者は約99.9%のループ率。しかも1500発。ここでも天国と地獄の50:50が待ち構えているのである。

 当然、ダメなほうの50%を引き当てた私はこのチャンスを活かすことができず、「2勝・600裂拳」と見るも無惨な結果で待望のRUSHを終えた。

 こうなるともう遊タイムに懸けるしかないと背水の陣を強いられるのだが、そんな時にかぎって95回転、116回転と早すぎることもなく、遅すぎることもない、平運中の平運な引きを見せる始末。

 こうして「万撃チャレンジ」のなかでも1、2を争う体たらくな結果と内容で挑戦の幕が閉じられたのである。こうなるともう現行機でもっとも可能性のある『P神・天才バカボン~甘神SPEC~』で勝負するしかない。

 万が一これでダメなら即引退スペシャルもありえるぞ……。

大森町男

羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

Twitter:@machioooo777

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