意外と“ヤれる”高継続甘デジを発見!? 「刺激的で妙にクセになる」超速RUSHで“万撃”を目指す!
甘デジにおける出玉の可能性を探究すべく、5回の初当りで合計10000発を目指す「甘デジ万撃チャレンジ」。今回チャレンジする機種は、高尾の『P銭形平次3 お静99』だ。
ゲーム性がけっこう刺激的で妙にクセになる!
日本人の性なのか、高尾にはがんばってほしいという判官びいきバイアスがどうしてもかかってしまうのだけれども、個人的にはなかなか面白い機種だと感じている。
特にRUSHの「7カウント以内で大当りすればモード継続」というゲーム性はけっこう刺激的で妙にクセになる。ループタイプの新たな演出表現として大注目しているのである。
あと、通常時の演出カスタム・プレミアてんこ盛りモード。レインボー系を中心に当該回転で大当り濃厚演出が盛りだくさん出現するやつ。高確率で変動開始時に大当り告知演出が発生するので完全告知機として楽しめるのだ。
さて、肝心のRUSH性能は、突入率50%で80%ループ。右打ち中の70%が最大出玉となる10ラウンドと高性能。ただ、その出玉は約700発と少々少なめに設定されているがどう万撃に影響するか。そのあたりが不安材料だ。
なかなかRUSHへ入らない&ちょいハマリの苦しい展開
ただ、そんな懸念を振り払うかのようにファーストアタックはわずか21回転で奪取。こいつは幸先がいいとほくそ笑んだが、図柄は「4」で昇格せずにRUSH非突入。
今度は逆にそこそこハマる展開で、2回目の初当り獲得までに費やした回転数は188。遊タイムが搭載されていないことを考えれば全然びっくりするようなハマリではないが、この当りでもRUSHに入らかなったのでまあまあしんどい展開に。
隣の台が順調に連チャンを重ねていることもあって焦りまくっているところで98回転目に大当りが発生し、揃った図柄は「6」だったものの、なんとかラウンド中に昇格を果たしようやくRUSHに突入した。
しかし、期待を込めたものの連チャンが思うように伸びず、大当り5回の2000両で終了。連チャン終了時に必ず10ラウンド大当りを取れるのはかなり大きなメリットだが、もう少し連チャンしてほしかったところである。
3回RUSHに入ってこの体たらく…
これでリミットはあと2回。両方RUSHに入れないとかなり厳しい状況となったが、次の初当りが59回転と早めにやってきてくれたうえにRUSHに入って逆転の可能性が見えてきた。
と思ったらワンセットで終了である。「こんなん絶対無理やろ」と心が折れかけるも、最後のチャンスに望みを託そうと気力を振り絞りハンドルを回すと、6回転で速攻当り&RUSH突入するではないか。これは大逆転のフラグ!
なんてうまい話は転がっておらず、4連チャン1800両で最後の試技を終えたのである。3回RUSHに入ってこの体たらくでは万撃不達成もむべなるかな。マシンのポテンシャルを発揮できずであった。すまぬ高尾。